(PS・コナミ)
実は本当のスクラッチもよく知りません。
なぜか懐かしい。
昔のコナミゲームをやってる気がして楽しかった。
なんでかというと
このゲームってリズムとりの「パラッパラッパー」でありながら、
昔の「夢大陸アドベンチャー」とか「グラディウス」とかのパターンのついたアクションゲームなのよ。
つまり、パターンを覚えていくとだんだんうまくなってきて、自分がかっこよく感じたりしていくのね。
昔で言えば「グラディウス」一機もやられないでクリアとか、
「悪魔城ドラキュラ」でドラキュラ倒した時とかの、あの感触。あれとよく似てる。
だから、最初「メタルギアソリッド」のSTAGEが全然できなくて、
「できるかっ!!」
とか思ったけど、いつのまにかクリアできちゃう。クリアした時の気持ち良さもなかなか。
正直、ゲーセンに繰り出して女の子にキャーキャー言われたくなりますな。誰も言わないけど。
アペンドの方がいい曲が揃ってたな。アジアの曲とか大好き。
「猫ふんじゃった」とか簡単なのに、傍目から見るとかっこよく見えるもんね。
ただ、やっぱり飽きは早いかな。
「3rd MIX」とかどんどん出していってほしいな。
コントローラー買った人もすくわれへんやろ。
コナミのBGM
俺の音楽の最初の先生はコナミのGM(ゲーム・ミュージック)である。
それもCDでちゃんとトラック収録されたものではなく、PSG(3音とドラム音1つだけのもの)。
いわゆるピコピコってやつ。
まさに機械音だし、3音しかないから本当に優秀な曲しかよく聞こえません。
メロディ1音、伴奏1音、ベース1音だから基本がしっかりしてないと、聞けたもんじゃありません。
その中で当時のMSXコナミ全盛時代のBGMは他の追随を全く許していませんでした。
「グラディウス」は言わずもがなですが、他にも「夢大陸アドベンチャー」「悪魔城ドラキュラ」
「メタルギア」等名曲は数しれません。
今はほとんど知られていない「ウシャス」というアクションゲームがありました。
本作品は俺が知る限りでのPSG技術の限界に達した職人芸BGMが聴ける最後の作品です。
3音しかないというのに、和音やWOWやわざと不協和音を張り巡らして、とても3音とは思えません。
本当に名曲です。
「ウシャス」でPSG音楽の頂点を極めると、さすがにPSGをやめて今度はSCC音源をコナミは持ってきました。
6音とドラム二つだったかな?
これでまた「グラディウス2」「F1スピリット」「スナッチャー」の名曲達に感涙していくわけです。
ちなみに、PS版「メタルギアソリッド」の限定版には「メタルギア」「メタルギア2ソリッドスネーク」のサントラがついていて、
かなりの宝物です。ここらあたりのサントラなんて売ってませんから。
子供の頃は、自分でラジカセで録音したコナミGMを何度も聞いていました。
だからこそ初めて作曲をする時に、アルペジオの効果的な取り入れや、ベースの鳴らし方を理解した上で臨めました。
あの時の思い出が全部財産になってます。