さてさて、第六回はこの方だ!
成奎安(シン・フイオン)
香港ノワールと言えば周潤發(チョウ・ユンファ)よりも何よりもまず彼!
今日も彼がどんな死に方を見せてくれるのか!?
その一方でちょこちょこと披露するコメディ演技も特筆で、彼の大袈裟な演技だけで一層香港らしい賑やかしさが増大するのだ。
それではレビュー済みの作品紹介へ、どうぞ。
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「男たちの挽歌 :英雄本色」('86)
彼の快進撃はここからはじまった!
はっきり言って大して目立たない側近役のはずが、彼のインパクトある巨大な体!そして何よりも顔!
しかし張國榮に撃たれて死ぬのであった・・・
「ファイヤー・ドラゴン :龍在江湖」('86)
続いて対戦したのは李小龍の息子!
今回は銃では肉弾戦に持ち込んだものの、
李國豪にガラスへ叩き落されて死ぬのであった・・・
「愛と銃弾の掟 :赤膽情」('87)
中盤に登場する中堅悪役。
師匠の李修賢の引き立て役に回りつつ、
やっぱ撃たれて死ぬのであった・・・(実はあんまり覚えてない)
「愛と復讐の挽歌 野望編 :江湖情」('87)
ついに周潤發の側近、つまり悪役解除!
中盤の銃撃戦でも周潤發に次いで一際格好良いところを見せ、劉徳華を助ける!しかも今回は最後まで生存!
「男たちの挽歌U :英雄本色U」('87)
前回、張國榮に撃たれて死んだが蘇生して復活!
新たなボスの下で暴れ回る!怖すぎる笑顔が素敵(?)
「タイガーオンザビート :老寅出更」('88)
冒頭の寝取られ旦那として登場。
寝取ったのは周潤發!(全く受難なのは成奎安の方だよ)
しかも周潤發に上手く騙され、寝取られたことにも気づかず!
それだけの役ながらツカミはばっちりか?
「サイクロンZ :飛龍猛將」('88)
悪組織(部下が革命軍とか言ってたな)ボス役。
ジャッキー弁護士に自分の強姦罪を無罪に持っていってもらう。
以後、本人は登場しないがこの組織との対決は続き、本当はもうちょっとデカいサブプロットがあったけどカットされたんだろうと思われる(撮影前の段階でカットされたんじゃないかな)。
「ゴッド・ギャンブラー :賭神」('89)
ちっちゃい賭博場の元締め?
自分が儲からないと気がすまないタチ(みんなそうだけど)ながら、約束はきっちりと守ったりなんかする若干好感度アップな出演である。
「戦場の天使たち キラーエンジェル :殺手天使」('89)
中盤にどっかの組織の小ボスとして登場。
主演のエンジェル達とは確か絡まずに死亡。(実はよく覚えてない)
「狼 男たちの挽歌・最終章 :喋血雙雄」('89)
周潤發と師匠の李修賢を敵にまわして、大ボスを演じる。
彼最大の悪役か。
「ロレッタ・リーのハード・ロリータ〜禁断の果実〜 :李麗珍蜜桃成熟時」('93)
一転して、李麗珍とエッチしたがるどっかの旦那役。
最終的にエッチできずに奥様に見つかる始末。それだけ。
「デッドヒート :霹靂火」('95)
これ凄い疑問なんだけどさぁ・・・
彼は一体何しに来たの?
ジャッキーの一言がそんなに怖かった?
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