さてさて、第十一回はこの方だ!
麥嘉(カール・マック)
さてさて皆さんご存じ(?)のスキンヘッドのコチャック警部です。
'80年代新しい香港映画時代の幕開けとして「悪漢探偵」を放ったシネマシティカンパニーの社長さんそして監督さん・・・だけではなくて、その「悪漢探偵」を筆頭に何処の誰にも出せない彼独自の軽薄ながら憎めないキャラを演じたアクターぶりも見事。数々の危険なスタントもこなしてくれて、功夫が出来なくとも体を張って笑いを取っていたのは尊敬に値します。
---------------------------------------------------------
「鐵拳」('77)
彼の初期監督作でシリアスな功夫片。
自身もカツラか自前かとにかく髪を生やしてちょっとだけ登場。
「燃えよデブゴン/カエル拳対カニ拳」('78)
監督作。
唐晶さんと一緒にご飯食べてる警部でゲスト出演。
「燃えよデブゴン6」('78)
冒頭で偽槍王として登場。サモハンに軽くあしらわれてご退場。
これも同じく製作担当ですのでゲストですね。
「Mr.ノーボディ」('79)
監督作。
殺し屋鐘發の暗殺を石天さんらに頼みに来る男。暗殺が失敗するや本人は早々スタコラで出番おしまい。
「モンキー・フィスト・猿拳」('79)
これまた警部役でちょろっと登場。
「斗え!!デブゴン」('80)
拳法の仙人役で登場して下山。
サモハンに痛烈パンチを叩き込んで驚かせるが、その後のサモハンパンチに一撃にあっさりと沈む。
「燃えよデブゴン/正義への招待拳」('80)
監督作品として代表作かも。出演者としてもゲストから一歩足を踏み込んでまたも警部役なのだが、とっても良い味を出している。
「モダン・タイム・キッド/滑稽時代」('81)
大屋敷の親分役にして悪役。コメディだからなんてことないけど。
「悪漢探偵」('82)
「悪漢探偵2」('83)
「皇帝密使」('84)
やっぱエースシリーズがNo.1でしょう! 彼の持ち味爆発。
「十福星」('86)
こちらではサモハンとケンカしました(笑)
|