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THE ONE ザ・ワン ■ 【お話】 この宇宙には125のパラレル・ワールドが存在し、その均衡を多次元宇宙捜査官=MVAが守っていた。しかし、その均衡は突如破られることに。捜査官の一人ユーロウが他の次元の“自分”を殺し始めたのだ。一人殺すたびに、そのエネルギーは生き残った他の次元の“自分”に流れ込む。エネルギーを吸収して超人化して行くユーロウ。残るは、保安官として妻と平和に暮らすゲイブのみとなった。彼を殺せば、唯一無二の存在<ザ・ワン>となり、全能の力を得るユーロウ。一方、ゲイブの方も自分の超人的な力に気づき始めていた・・・ いやね、 なんで最初にお話抜粋してきたかと言うとね、ワシの頭が硬いからやろうけども ようわからんのよ 「125のパラレルワールド」 ってだけだったら分かりますよ大体。要は 「明日、デートに行く俺」 「明日、デートをドタキャンする俺」 これで2つに分かれるわけだから。人が生きるとき、 その場その場一瞬一瞬で選択し続けていくわけでしょ? 今俺が ・レビュー書くの止めるか続けるか ・ちょっと止めて「ちびまる子ちゃん」 でも見るかどうか ・・・うーん全く人生って「あみだくじ」のようだねぇ〜 そうやって選択していって出来る一本の線を 「事象ツリーの枝」 って言うらしいですよ(ゲームで得た知識なので創作かもしれぬ)。 だから今俺はこうやってレビューを書き続けてるわけだけど、時間軸を同じとして別次元のどこかに「ちびまる子ちゃんを見てる俺もいる」と。そういった別の俺、別の俺、別の俺・・・・・・これを大局的に分けていけば125通りになると。そういうことなんですよね? ドレッドヘアーのジェット君誕生! 違いすぎるやろ!と(笑ったけど)。 元から生まれから違うのはおかしいんじゃないの? 「多次元宇宙捜査官」 ってのはどうも近未来にあるみたいだけど、それもおかしいんじゃないの? だってその近未来で悪ジェットが小悪ジェットを殺してる(本編見てね)けどさぁ、 別次元のどっかに同じ時間軸で違う自分がいるんならわかるけど何故時が進んでるの?生まれも時も違うのに「別の自分」ってのは納得行かないなぁ・・・ 金髪ジェット! いや、可愛いけどさぁ・・・ それともう一つ。 「一人殺すたびに、そのエネルギーは生き残った他の次元の“自分”に流れ込む。」 これも変やなぁ。こじつけでしかないと思うんだけどなぁ・・・ だって、 別次元の自分を殺したところでね、 ・別次元での自分を殺した後の世界 ・別次元での自分を殺さなかった後の世界 と分かれるだけの話よ。 別次元に行って別次元の自分を殺したっていう歴史の枝が伸びるだけ 自分で言ってるじゃんパラレルワールドだって。125あるって。数は知らないけど何人殺したって「殺した、殺してない」で分かれるだけだし、「エネルギーが流れ込む」ってのは考えにくいんだけどなぁ・・・ ああ、ホンマにようわからんなってきた。この辺、頭の硬化しつつある僕に 分かりやすい説明ください。 いやーいいなぁ悪ジェット君。 というわけで、コイツが他の自分を殺しまくってる悪ジェット君。人生選択の枝葉が分かれていくことでジェット君がこんな悪くなったりするんかいな? って疑問は残るけど、とりあえずもういいや。こいつがのっけからターミネーターばりの活躍をして猛威を振るうわけで。 こっちが善ジェット君。 一緒じゃん。いやいやそれがね、画像だけならそりゃそうなんだけど映画見てごらん。なかなか頑張ってますよぉ 突然、悪ジェット君に狙われる不幸な奴。また窮地に追い詰められてます。 しかしながら善ジェット君も強い! 悪ジェット君の英語セリフがとても心地いい。いやマジで。 この辺、ジャッキーとは違うなぁ。英語うまいなぁ。正に黄飛鴻、方世玉、洪熙官と英雄を演じ続けてきたジェット様。悪役として発するセリフも 「人たくさん殺してある種、達観したような境地から出てくるお言葉」 になってます。なぜか説得力たっぷり。こういうのやってほしいなぁジャッキーにも。 左グレーが悪ジェット君、右の黒が善ジェット君です。 もちろん対決。うぬ・・・いろいろ書いたけど本作、 見所はここだけだ 後は物語を成すプロットを考えれば、 もっともっともっともっとと4回言ってもいいぐらい面白くなったはずだ! 誰じゃ監督は!全く。演出で現況を説明し切れてないと思うぞ。冒頭に 「この世界というものは・・・」 ちゃくちゃくっと説明してわからせたってしょうがないんだって。 なんとなく「そうなんだろうな・・・」って思うだけだって。だから物語に集中できないの。もっと時間かけて劇中でゆっくり説明に時間割いて良いと思うけどなぁ。練りきれてないと思う。 「ターミネーター」「トータル・リコール」「マトリックス」・・・ほらね。 どの映画でもちゃんと劇中で細かく説明してるぞ、こういうちょいややこしい映画は。 ・なぜ別の自分がいるんだ? ・なぜ別の自分が自分を殺そうとするんだ? この辺を冒頭にちゃちゃっと説明しないで、ゆっくり解き明かしていく演出であればもっと面白くなったと思うし、中身が薄くならなかったと思うんだけどなぁ。 一進一退の攻防はさすが! ってか二役なんだけどね。 結局、ジェット・リーを倒せるのはジェット・リーだけってことか。 悪ツラも嬉々として演じてる感じで格好良いす 善ジェット君は太極拳で対抗!勝敗の行方は? こんな感じのSF映画にアジア人が主演する時代になったんだなぁ・・・ まぁ映画自体はつまんなかったけど、昔ならこういう映画 シュワちゃんかスタローンかブルース・ウイリスってところだよねぇ〜・・・ それが中国人のジェット・リーが堂々と主演してヒットさせちゃうわけだから、 政治・経済はともかく映画ばかりは「白人天下」も少しは変わってきて嬉しい限り。 まだまだジェット君は若いし、最新作にも期待したいところ。
刺馬 The Blood Brothers ■ これは素直に言うとfake様HPでの紹介を読んで「絶対見るぞー!」と思っていた作品であります。またパッケージ狄龍(ティ・ロン)の格好良いこと! さらに張徹作品は企画もんの「上海13」しか観てない私にとっては張徹作品初体験とも言えるのです。わくわく さて、その感想は・・・ 「蒼天航路読んでるみたい!」 ちょっと狄龍(ティ・ロン)が漫画の曹操と重なったもので。 ”漢”と書いて”おとこ”と読むみたいな劇画アクションですな、これは。 熱いぜー!面白いぜー!復刻版きれいだぜー! また、後ろに小さく色んな人が顔をのぞかせているのも結構楽しいところです。 狄龍(ティ・ロン)のおっちゃん・・・とは言えんな 二枚目〜! こいつが上昇志向たっぷりの馬新胎(狄龍)で冒頭から下の2人にケンカを売られると「待ってました!」とばかりに戦いを繰り広げます。さわやかに。 姜大衛(デビッド・チャン)て下がり目よね 張文祥役。 ニヒルな芸風はいつもどおり。ミニ三節棍持ってます。この映画は彼が総督府で裁かれるところから始まり、彼が陳述中に思い出すことによって物語が綴られます。 陳觀泰(チェン・カンタイ)兄貴。顔デカイような。黄縦役。 彼と彼の奥様・井莉と姜大衛がわらぶき小屋に住んでる仲良し悪タレ3人組ということで。 殺陣のキレは結構鋭いやっぱ劉家良だし 狄龍vs姜大衛&陳觀泰は戦いあうことで実力を認め合い、友人同士に。 曹操が夏侯惇と典韋スカウトするようなもんですな。 芋虫ごーろごろ♪ そんなに転がるほど急な坂じゃないやろー!無理からにー! 他でもみんな無理やりころころころころするのよね〜変なの。普通に倒れればいいじゃないすか。 こんな風に3人は近場を取り仕切る賊どもから支配にかかります。 んで、ここってやっぱ ↓この辺? 画像は「大醉侠」から。 樊梅生(フォン・メイサン)元祖デブゴン? んで、彼のとこに奇襲をかけます。 さっそく賊を傘下に治める曹操軍じゃなくて狄龍たち。てっきり樊梅生が側近になって許チョっぽくなるのかと思ったけどやっぱ死んでたのね。 この後、狄龍は賊どもを鍛え上げ地元を支配化にガンガン治めていきます。そして妥協を許さず練習に身の入らない奴に激怒!でぶっ殺したりする恐怖政治を敷き始めます。(殺されてるのはたぶん江島さん) 裸なのは監督の趣味なので・・・ 何やら陳觀泰の奥さんと怪しい雰囲気の狄龍。そりゃー確かにルックスはこっちが抜群だ。 「お前らな・・・」 察しの早い姜大衛。 この人、ドラキュラの時もお金が絡んでも天使従えてもとにかく察しが早いの。 狄龍も 「このままじゃ誘惑に負けそうなボク」 ってことも含めて、立ち去り街で出世を目指すことに。 2年後 出世しまくった狄龍から手紙が来ます。 手紙持ってる人が袁和平(ユアン・ウー・ピン)で、彼と宮仕えの間に見える顔が王將(ワン・チェン)です(たぶん)。 「出世したぞー!みんな来い!3人で天下統一を目指そう! 追伸:奥さんは別の所にいてね。」 この頃、すっかり奥さんの心は陳觀泰から狄龍へ。 えらそ〜 さっそく胴に入っている狄龍。 2人ともリアクションに困ります。 狄龍軍は各地の戦でどんどん戦果をあげ勢力拡大 なんかこの辺がね、後の結末も含め北野武監督の「BROTHER」みたいだな〜と。これも英題が「BloodBrothers」だし、悪い奴らの因果応報パターンだな〜と。 全然あきらめてないやん! なんだかんだ結局、一線を越えてしまうご両人。いよっ!ニクイねっ! なんて言ってる場合じゃなくて。それにしても狄龍さんは偉いんだから他に女なんかいくらでも・・・だろうが。やはり「全てを手中にする」 これこそ天下制覇の醍醐味なんだろか。 さらにえらそ〜 遂に狂い始めた狄龍さん。画像左の田青の"悪の囁き"も手伝って奥様独り占め計画、陳觀泰を死地へと赴かせます。 もはや狂い始めた時の流れは誰にも止められない! 読み込みにくくなったプレステ2のレンズはクリーニングしても戻らない! DVDがもうプレステ2で見れねー!!ソ×ーの野郎!! 寿命短いんだよいつも!! ブシャーッ!! 姜大衛の引き止めも適わず、策略にはまり死んでいく陳觀泰。妻は寝取られるわ、それさえ知らずに死んでいくわで散々な兄貴。でもこれも因果応報。 姜大衛は仇討ち奇襲へ!! 凄い数! しかしながら狄龍も短刀で腹刺されてやっと目が覚めたか(おせーよ)、部下に殺害を命じたりせず すでに勝敗の見えてるガチンコを望みます! 悲しすぎる決闘・・・・・・ もう誰も止めない・・・・ ダイナミックにスローモーションを多用し描かれる最後の決闘。 殺陣がどうのこうのを超えて ”漢”同士の血の争い が展開します。 すでに奇襲で腹を刺されている狄龍の敗北は見えているのに・・・ I got you! 本当に愛していたのはお前だ! というオチではないと思いますが、ここでのセリフが非常に印象的です。 他の女にしていれば・・・ 事切れる馬新胎(狄龍)。これにて"刺馬"完了です。 姜大衛は裁かれて"心臓取り出しの刑" 全てが因果応報に3人とも地獄行き。 血を血で争う覇業の先は"天下制覇の栄光"ではなく"果てしなき虚無世界"でした・・・ ホントの悪は"悪の囁き"をし、姜大衛の心臓をぶち抜いた田青に違いない。 してやったりの田青は将軍にのし上る夢を見て高らかに笑い続けます・・・・ 終劇 この終わった後のこっちの虚無感がまた独特だったんだなぁ・・・と思わせる。それと疑問なのはこの映画を香港の人たちは ・後味の悪い映画 ・”漢”同士の超熱いドラマ! どちらに捉えていたのでしょうか(人それぞれじゃん)。だって、旧正月の映画なんかみんなハッピーエンド。そんな中、この映画があったらどうなることやらと思ったもので。 奥さんがムカツクんだよね〜 なんかお前がコトの発端のくせに最後まで被害者ヅラしやがってよー 姜大衛の処刑を黙って見てんじゃねーよ!お前が助けに行けよ今度は。これこそ張徹監督らしい女性の描き方なのでしょうか。 んで、これそっくりよね。 呉字森の「ワイルド・ブリット」。 あっちだと 狄龍が李子雄(レイ・チーホン) 姜大衛が梁朝偉(トニー・レオン) 陳觀泰が張學友(ジャッキー・チュン) になるわけね。だからこそ本作の助監督は呉字森(ジョン・ウー)とわざわざ書いたわけです。もうラストの決闘なんかさぁ・・・まんまに近いよ。 夜長に「刺馬」「ワイルド・ブリット」連続公開ご自宅でどうぞ。 恐らく、のんびりしてたはずなのにドッと疲れますよ。 面白かったのは間違いない。 ただ、なんちゅうか映画自体がズッシリとしたナタのような印象を受けました。観るときは気合がいります。 変なフォローすると、田青さんは「奇蹟/ミラクル」でジャッキーの指示で奥様の執事に扮するあの人です。良い味出してましたね。
Unbeaten 28 不死身の鉄腕28房 Unbeaten 28 ※題名クリックAmazonで確認できます。 ■ 500円ゲット! いやーちょうど掲示板でこの映画について出てましたからね〜 某店でこれを見つけたときは もはやこれは俺に「観ろっ!!」の運命的出会いを感じました。 例によって著しくネタバレしますので(特にこの映画はさせますよ!)、 楽しみにしてる方はこれ以上先を読むのは観てからを強くお奨めします。笑う楽しみが奪われても関知しませんのであしからず。 さてさて、買ってはみたものの明らかに市販のテープにペタッと 「Unbeaten28」 とワープロ書きシールが貼ってあって、あとは何も無し。 たまたま「Unbeaten28=不死身の鉄腕28房」と覚えていたのもラッキーだったが、そもそもこれはまともに映っているのだろうか。500円じゃ文句も言う気無いしなぁ・・・ 映ってました! まぁ許せる範囲の画質で。作品も間違いなし。 それでは行って見ましょう! ・・・ とは言ったものの(今回ちょとネガティブ)、 まぁ戦争とは関係なしに色々と世知辛いこの世の中。いろいろありますからね〜 わたくし、私事でちょっとクタクタッとしておりまして。これと関係なしに。 なので、何となく流しておいて家事とかの面倒っちぃ所用を済ませながら・・・・・・あれ? 惹き付けられた!! 直前まで頭の中の優先順位が 1.飯後片付けとか小さな掃除とかメールチェックやあれやこれやいつもの生活の動き・・・ 2.トイレットペーパー買ってくるの忘れた・・・・(このためにスーパー行くのって面倒くさいのよねぇ) 3.そういえば映画が流れてるなぁ だったのが、 これはまず映画を観るべきだ! にダーン!と変わりました。それだけの力がある映画です!・・・?(だってこういう映画だもん人それぞれ著し) えっ?毎回前置きが長い? 一重に前置きや寄り道話は俺のオハコやねん。関係ない話延々好き。まぁまぁゆったりした気持ちで読んで〜な。 んで、どのあたりで惹き付けられたかと言うと、孟飛がその28房に挑戦する辺りからなんだけど、もうこれが笑えるの笑えないのって!(今日の私は笑わせて頂きました)!パッパッと所用済ませて、ごろごろしながら見始めたわけです。 おっとその前に。 オープニングは龍冠武と誰かが出てきて決闘して龍冠武が勝ったりします。 しかも龍冠武本人が「ドラゴン太極拳」で銀魔王にやられたあの技で。 恐らく負けた側が善人で、その息子が孟飛・・・だと思われます(全編英語字幕なし)。幼き孟飛赤ちゃん(いや別の子役ですよ)は成長とともに厳しい功夫修行を無理からにさせられます。師匠は渡瀬恒彦似の龍世家。 兄が「渡」なのに何故弟は「渡瀬」なんだ? とかも気になりますが、 私は何故、阿藤海が阿藤快に改名したのか? これこそ一番気になります。 傍目からじゃ改名で運気が巡ってきてるようには感じないぞ! まぁ人の勝手か。 ええと・・・ 一番言いたいことは全然ちがくて、ここのガキが厳しい修行をさせられるシーンですが! 「少林寺への道」の冒頭と一緒です! つまり、「少林寺への道」にあったあの子供修行のシーン・・・ 向こうではこのガキが田鵬(ティエン・パン)になり、 こっちではこのガキが孟飛(メン・フェイ)になるというわけなんですね〜 いや〜 やってくれるぜ!不死身のパクリ房! じゃなくて! パクったのは「少林寺への道」でほぼ間違いないです、これがまた。こっちはガキの衣装もそのままに孟飛(メン・フェイ)が登場して非常にナチュラルです。っていうか、fake様もHPにて「少林寺への道の謎」を掲載してらっしゃるようにあの映画は様々な恐らく郭南宏監督自身が作った映画から色々なシーンをくっつけくっつけ追加撮影もして完成させた映画なんですね〜 郭南宏監督「ドラゴン太極拳」で出てくる"木の上の師匠"シーンも、「少林寺への道」の非常に重要な場面で出てきます。だいたいわしゃーつい数年前ですよ。「少林寺への道」に金剛が出てると気がついたのは(くっつけ)。でも全部自分が監督した映画をくっつけてるわけだから、別にいいのか。 んで孟飛くんは修行もバッチシして28房に臨んでいきます! 28房ってなにって? そ、そ、そ、それはあれだよ!・・・・・・ほら! 「少林寺三十六房」がさぁ、 「36は長すぎて誰も突破できない」 ってクレームが来たんだよ!坊主から!んで減らしたんだよ! たぶん・・・ね! ・・・・・・・ああ!?わかった!! どっかの道場主 「うーん・・・少林寺の36は人気だなぁ・・・・・・よし!ウチも36房開設だ!」 って真似したんだよきっと! んだけど途中で経費が足りなくなって どっかの道場主 「うーん・・・28ぐらいで我慢するか・・・」 って妥協したんだよ!たぶん!ね! そういえば「unbeaten」って単語よく知らんので調べてみた。 unbeaten=前人未踏の ・・・なるほど。確かに。 とにかく突入だ!孟飛くん! なんでもご褒美は拳法の極意書らしいぞ!孟飛くん! ・・・・・・・・・・・・・・・ぐぐぐ・・・・・・・・・・・・・・ぎぎぎ・・・・・・・・・・・・・・・・!? と、扉が開かねぇ!? あははははははははは! こいつ挑戦どころか入れないでやんの! ・・・・・・・・・・・・・・・ぐぐぐ・・・・・・・・・・・・・・ぎぎぎ・・・・・・・・・・・・・・・!? ・・・・・・・・・・・・・・・ぐぐぐ・・・・・・・・・・・・・・ぎぎぎ・・・・・・・・・・・・・・・!? あははははははははは! まだ入ってないのに既に結構笑ってしまったぞ!キミィ! 入った入った!よかったな孟飛くん 「いてっ!」 と扉を抜けるとすぐそこにいきなり何だかわからない石像が! きぃははははははははは! いやいやいや、この笑いは私ではないんです! この石像が笑ってるんです! 私は笑いの頭に「きぃ」なんて言いません! 第1問からいきなり難問に苦しむ孟飛くん 「おおなるほど!」 一人納得した孟飛くんは石像の頭を抱えて何かのスイッチの上に。第1問クリア!クリア方法なんかもうどうでもいいわ。 さぁつぎだ! ここには兵馬俑(?)マネキンがいっぱい!こいつらが次々と襲い掛かる! あっと!?孟飛くんジャンプして全部逃げた!? 「よくやった。次だ。」 何処からか天の声が・・・おお・・・・ 何処がよくやったんじゃ!全部逃げたやんか!クリアかよ! サマーズは天素でバカルディだった時が個人的にはピークやな。 と、房難易度のバラバラ度を著しく感じながら次の房へ。 普通におっさん登場。そして、 「普通に対戦じゃ!」 ・・・・・・・・・・・・・、 もしかしてもうネタが尽きたんじゃねーだろーな! いくらなんでもそりゃねーぜ監督さんよぉ! とは言いつつも珍しい孟飛くん三節棍アクションなんかが嬉しかったりします。 そこはかとなくこなしてクリア! さぁつぎだ! ここでは兵馬俑くんたちと"かくれんぼで殴り合い"だー!! 俺にはこれの一体何処が功夫修行及び試練なのかさっそくわからねぇ! さっそくわからねぇのは画面の中の孟飛くんも一緒だー! 理不尽な表情を浮かべながら兵馬俑リンチにあって朽ち果てる孟飛くん。 劇終 なわけないけど、死んでまうわ!普通! 孟飛くん一旦退散。 兵馬俑リンチの傷を癒してる間に龍冠武が師匠の龍世家を殺してしまいます! 「マスターぁぁぁぁぁ!!」 しかしだな。 孟飛くん。君、今倒れた龍世家師匠より実はかなり年上でしょ。「醉拳U」のジャッキーとアニタはシャレだけど、これマジで堂々とやりますか。孟飛くんはベビーフェイスだからいいだろって?じゃーいいや。 てなわけでさらに強い気持ちを持って28房に再挑戦! さっきの兵馬俑くん房は白扇攻撃であっさりクリアだー! どうやってクリアしたかって?そんなん俺もよくわからんかったわい! さぁつぎだ! 「助けてくれぇ!」 誰かが穴の中から助けを求めていますよ。 引き上げてみると、そこには許冠英(リッキー・ホイ)似のオカマチビ君が・・・って、あんた土豆くん(師傅仔)じゃないの〜!?久しぶり〜! 何だか友好的に見えなくもありませんでしたが対戦。 牛拳、鶏拳、鼠拳、猿拳・・・あらゆる象形拳を披露する土豆くん。 最初は油断してた孟飛くんも結局は土豆くんのアクションの素晴らしさに感嘆し、負けを認めるのでした。 劇終 なわけないけど、結構出来るじゃないすか!土豆くん! (土豆くんとはジャッキー「ドランク・モンキー・酔拳」にて一番仲の良かった友人演じてた人です) それよりも孟飛! あんたさっきの1房クリアしただけでもう退散かよ! 「まぁ死ななくてラッキーだったじゃん」 ってな坊主のアドバイスを受けて再々挑戦する孟飛くん。 これはテレビゲームあるか!? セーブした続きからロードしてお楽しみ可能あるか!? まぁいい! 再々挑戦であっさり土豆くん倒してさぁつぎだ! 今度は銀色の石像みたいな何かが相手だ!なんか飛ばしてきた!! なんだ・・・???ようわからん とにかくクリアだ! どうやってクリアしたって?それもようわからん!とにかくクリアだ! さぁつぎだ! 壁から棒が突き出してきた!よけろ孟飛! ボコッボコッボコッ! (おまけに何故か、ほんとに何故か後ろからサンドバックが降って来てボカッ!) だからよけろって!!! 「よくやった。次だ。」 いや何もやってねぇ! こいつは何もやってねぇ!! 聞いてくれ俺の話を!! 聞かないぞさぁつぎだ! 左に行けばうるさい音、右に行ってもうるさいぞ! 困った困った孟飛くん。おっ、棒をなにやらパキパキ折りはじめたぞ・・・ んで十字にして真ん中の布がかかってるとこに置くと・・・ふむふむそれで? 真ん中をぴょーん! 「よくやった。次だ。」 ・・・いやよくわかんねぇ!! 俺には何したかわかんねぇ!! 説明してくれ今んとこを!! 説明しないぜさぁつぎだ! (皆さん疲れてきましたか?すいませんねぇ) 馬場っち登場! 待ってました!!パチパチパチパチパチ・・・・・・・ んで、馬場っち今回何すんの?どう死ぬの? 馬場っち 「俺が鉄棒で殴るからオマエ耐えろ」 ああ「少林寺への道」でもやったあれね。孟飛くん頑張れ。 しかし普通なら十中八九、馬場っちが血を吐くのが定石ですが今回血を吐いたのは孟飛くんでした。してやったりの馬場っち。そんなことないか。出番おちまい。(馬場っちは「炎のドラゴンアクター」を参照してね) さぁつぎだ! でっかい仏像登場だー!! さぁこれは大変だぞ、強そうだぞ!どうやって破る?孟飛くん。 お腹をボコボコ、そしたら中から極意書出てきてクリアー。 (上のパッケージ見てね) いやちょっと待て。 いや、もうええわ。ここまで来たら俺がどうツッコミ入れたいか読んでる人もわかるやろ。 んで、この仏像がグルグルーとまわって回転扉したら元のスタート位置に戻ってるわけですね〜 一番のアイデアがこれのような気がする。 極意書ゲット! 無邪気に喜ぶ孟飛くんとかリンダ(って言ってた)ちゃんとか。 何も書いてねぇ!?!? めちゃくちゃへこむ孟飛くん。 しかしあぶり出したら文字とか絵が出てきて「やった!」と喜ぶ孟飛一同。 「しかしなんか変だ・・・?」 偉そうな坊主に鑑定を。 パラパラめくって鑑定する坊主。 と思ったら おもむろに極意書を火にかける坊主! 「これは28房クリア方法が書いてある書じゃ。お前は既に功夫をマスターしておる!」 先に言えボケッ!!俺がその場にいたらどついてるぞ!! まぁまぁまぁまぁということで、さっそくリンダちゃんと龍冠武を倒しに。 カエルアタックの顛末があったがもう書く気がしない・・・観てくれ。とにかくカエルアタックにやられた龍冠武はすごすごと自分のアジトへ。 そこでは龍冠武が様々な仕掛けをして待ち構えていた!! 左右から岩が襲ってきたぁ!! なにかが破裂してきたぁ!! 仏像やらお獅子やら何やらいっぱい襲ってきたぁ!! 上から岩がたくさん降ってきたぁ!! そしてそれらを全てなんとなくかわしたー!! 龍冠武は作戦成功と思って高笑いー!! 俺もとりあえず高笑いー!! しかし作戦失敗だー!! 龍冠武は 「他に何か仕掛けが無かったっけ?」 と必死で残りの仕掛けを探すー あったー 龍冠武の上に岩がどーん! 劇終(いやマジで) 今まで観た孟飛作品の中でも面白すぎ。 あっという間の・・・いやいや元から上映時間は短い。 今時、タバコ2つ買っても500円以上。この映画は500円。 俺にとっては超お買い得。 いやー忘れられたよ気分はすっかりー 世の中やなこと多いけどさー たった500円でこんなに「笑い」という人間の一番大切な感情に浸れることも出来るんだね〜 ありがとー孟飛と監督。 もちっと真面目に評価すると、デビュー当時からまわりの倉田さんとかフラッシュ・レッグとか劉ファミリーに圧されて「へなちょこさ」の目立った孟飛くんでしたが、それでも功夫スターを続けて立派になりましたね。ほんとに。 最近、どうしてんのかな? 燕南希が超一瞬なのが寂しかったかな。
英雄有涙 A Hero's Tears ■ 上記の「28房」と同じく、テープにラベルが「Hero's Tears」と貼ってあるだけなので、購入検討の選択は全てカンで行われたが、「Tears」 という単語に惹かれてこれにしてみた。 武侠片だ(途中からわかったんだけど)。 ビデオ自体は画面汚いけど安いから文句言えない。 そして観終わっての感想 「とっても良い作品だ!しかし話がはっきりわからない・・・・」 なのでここは一つ、 fake様が御HPでよくやってらっしゃる 複雑な武侠片の物語を頑張って解読・解説に挑戦だ! じ、自信ねー・・・でもやるぞ! ■お話 冒頭、2人の恐らく兄弟剣士がダベっている。 そこに突然現れる謎の二枚目剣士、凌雲。 ようわからんが2人ともブシャッと斬り捨てる! タイトルロール 妙に可愛い龍君兒ちゃん登場。大きなお目目がポイントです。 場面変わって偉そうなデブがマッサージされてます。 マッサージ屋さん? してるのもされてるのも男。 マッサージしてた男は他の客とかと戦闘に。いきなりなんかコメディクンフーな展開に(効果音も含めて)。 マッサージ男の腕を買ったデブはマッサージ男をボディガードに。 しかしどっか行く前に凌雲がやってきてデブ含めいきなり皆殺し。はぁ? それにしても凄い早技! デブさん、完全にコメディキャラでこういう奴って生き残ることが多いのに・・・ そしてコメディになったり突然シリアスだったり。どうやら凌雲は誰かを探してるらしく、デブはそいつの仲間だった・・・?? ややこしくなるので今後 マッサージ男=スーユー(と呼ばれてるみたいなので) で説明します。 ボディガード出来なかったスーユーは凌雲を追ったみたいだが突然誰かの強襲に会い捕まる。誰かって?いやようわからん たぶん 「これ以上関わるな」 ってのをスーユーが聞かなかったからだと思われる・・・?? ほんでスーユーは囚人になってしまって「Mr.Boo!ギャンブル大将」の冒頭みたいに。他囚人たちとバトル。ボコボコにしてスーユーは囚人たちのボスに。つーか、こいつ誰? と思ったら凌雲を囚人の中に発見。 ってなんであんた捕まってるの? さっきワイヤーで飛んで華麗に逃げたじゃん。 たぶんスーユーに用があった(何の用かは後述) 2人は意気投合したらしく(それもさらにわからん)いとも簡単に脱獄。 だって牢屋の床に抜け穴があるんだもん。 なんだかアクションはなかなかグッド。バランスよくワイヤーワークも使って見栄えがあります。 改めて龍君兒ちゃん登場。どうやらその凌雲を待っている様子。 スーユーは凌雲に縄つけられてしかも目隠しされて旅を(電波少年みたい)。旅の途中でスーユーは恐らく自分の生い立ちや今の現況などを語りだし 「うえーん!!」 って泣いてしまう。それを見た凌雲 「男は泣くな!」 なんで縄つけてんのかはわからへん。たぶん 誰も信用してないので自分のお家の住所を知られたくなかった・・・?? やっぱり龍君兒のもとへ。 「リンリン!」 龍君兒の役名はリンリン。でも今後も龍君兒で説明してみたりする。凌雲と兄妹ということがわかる。スーユーくんを全く無視して再会を喜ぶ2人。ところでスーユーくん画面汚いから孟飛タイプの格好良い奴かと思っていたが、(髪型とか振る舞いが似てる) アップを何度か確認して実はブサイク気味に気づく。 2人が無視していたのは訳があった。龍君兒は盲目だったのだ。 そして完全に一目惚れしてるスーユーくん。しかし、わかるぞスーユーくん。 今回、とっても龍君兒がきれいだ。 セットもそこそこにちゃんと組んでいたりする。 ---------------------------------------------------------- (この中は完全推測) 凌雲と龍君兒は元々盟主の子供であったが、 謎の裏切り者の襲撃により家を追われ財産も奪われ、龍君兒は盲目にされてしまう。凌雲&龍君兒はひっそりと隠れて暮らし、必殺の剣技を身につけた凌雲はついに裏切り者の捜索及び仇討ちに出たのだ。・・・かな? ---------------------------------------------------------- なんだか早速、愛をつぐんでいくお2人(スーユー&龍君兒)。 そう。 スーユーに用があった ってのは 「妹の旦那にどうかな?」 と凌雲が思ったからなのだ! ・・・・・・なこたねーだろ、95%ぐらいたぶん違う〜!! 俺の解釈たぶん違う〜!!俺が英雄有涙〜! さっきから何度も何度も何度も何度もかかっているテーマ曲が最初は良い感じなんだけど、こう何度もかかるとうるさい。もうええって。 凌雲の目的を聞かされたスーユーは加担することに。 そして目的を果たすため龍君兒と別れることに。 バッチリと仇討ち相手の目星はついており(そもそも裏切りではないのかな?) 、まずはそいつの手下のところへ乗り込む2人。手下は煙幕投げて逃げ出した。んだけど、あっさり捕まって凌雲とファイト・・・弱すぎる・・・? さっきはこの煙幕男メチャクチャ強かったぞ。その上、剣の攻撃を跳ね返したり槍の上で寝てたりしてたぞ。しかしさらに煙幕を投げて逃げる煙幕男。 場面変わってマッサージを受けてる男が。 こいつが仇討ち相手?そうみたい。今後 仇討ち相手=ホアン(と聞こえたので) と表記することにします。 李麗麗が彼女みたい。 なんかマッサージ中に李麗麗が恍惚の表情になってきて濡れ場でも始まるのかと思ったが、 なぜかホアンがキレた。 なぜ?ちぇっ・・・ てめーマッサージで寝てたけど真ん中は立ってただろ! それでこそ健康な男の子だぞ! 李麗麗が勝手に火照った体をプンプンさせて去った後にさっきの手下の煙幕男が。 「お前はよくやった。今日は休め。」 とホアンは言ったものの、実際休もうとした煙幕男に刺客を差し向けていた。 危機一髪の煙幕男、今度は懐からカエルやらネズミやら投げつけて逃げ出した。なんなんだコイツは? しかもその後、凌雲&スーユーにあっさり殺されちゃう。んで、剣が効かないのは懐に鉄板も入れてたからだった。あ、そ。 李麗麗は今度こそホアン誘惑に成功。お楽しみになられます。 露出は期待できませんが、そこそこいやらしいシーンになっております。(典型的な) もうテーマ曲はいらんって!しかも濡れ場で流すな!違うやろ! その後、まずはスーユーがマッサージ師としてホアン屋敷に潜入。そしてホアンをマッサージ。 その後にいよいよホアンと凌雲が対面。んだけど対決せず。 あれ?殺すんじゃなかったの? たぶん 「お前は私を誤解している。私はあの時くっちゃらべっちゃら・・・」 と説き伏せられたのかしら? さらにシーンが変わって凌雲は新たに登場したアル中(蘇真平)みたいな奴と話す。 もうなにがなんだか。 次は李麗麗の入浴シーン。 あなたは今回、由美かおる的役割ですか? しかもチチがしょぼいことが発覚。 まぁこれはこれで・・・・・・ 私、おっぱい星人としては。 ちなみにおっぱい星人=巨乳星人と解釈されたら困るよ。 おっぱい星人は巨乳、貧乳に関わらず乳を愛しているのだから。 仇討ち相手がわからなくなって落胆する凌雲。 「お前は龍君兒のところに戻れ!」 とスーユーに言って、すんなり戻るスーユー。 さっきのアル中を連れて行くことに。 だからなんで?と思ったらどうもアル中は医者だったらしい。さっそく龍君兒の目を治療する。治療の間に龍君兒&スーユーとの愛はさらに深まり (ってこっちはエッチなシーンはありませんので、あしからず) 波の大きなビーチで「アハハハハハ!」と戯れる(夢?)お2人さん。 シーンは変わってこっちはどうもホアンに愛想を尽かした李麗麗さん。 今度はホアンの側近を誘惑。 ファサっと服を脱いでお楽しみに(そればっか)。 海で大波がザバー! ・・・・・・・・ 東映マークみたいなあと、服を着る李麗麗。 ああ、今の「波がザバー!」は「エッチした!」って意味なのね・・・ ってなんか変だろ!描写が! しかもこの海はさっき龍君兒たちが戯れてた海だろ! さらにややこしくするな全く! しかし李麗麗の策略失敗。 側近はホアンに忠実かつ冷酷な男で李麗麗と寝たくせに殺そうと迫る。李麗麗は「殺されるぐらいなら!」と自害してしまう。出番終わり。色気振りまくだけ振りまいて結局これかい! ああ、可哀想・・・ 場面変わってスーユーが家に戻るとアル中医者が殺されており龍君兒も連れ去られていた! さらに場面変わって凌雲vsさっきの李麗麗を自害させた側近。 側近ももの凄い強さだが凌雲は全てを交わし、遂に必殺の剣を抜いた! もうテーマ曲はいらんってのに!!うるさいっ!!! 剣を抜けばこいつなど凌雲の敵ではない!とぶった斬る! そこへ龍君兒を連れてホアン登場!3人の部下を差し向ける! ぴょんぴょこぴょんぴょこ跳ね飛んで敵の攻撃をかわす凌雲! 同じくこいつらも強いのだが必殺の剣の前ではぶった斬られるばかり。 (しかしもってさっき対決しなかったのはなんだったのか?ここで龍君兒捕まえて現れたらバレちゃうから意味ないじゃんか。) そのとき! 目隠しを外す龍君兒! ぼやーっと世界が見えてくる! アル中は殺される前にちゃんと完治させていたのだった! 完治そして再会に感動する兄妹! しかしホアンは目の前! 遂に対決が始まる!・・・ってホアンはベアナックル(素手)だ! スーパーバトルが展開! 凌雲の剣がホアンの喉をぶっ刺したかに見えた!しかし! こいつはマジで剣が効かなかった! 苦戦する凌雲! そこにスーユーが! 戦いに参加するスーユー、だがあんたの腕前じゃ話にならない! しかし以前マッサージした経緯でスーユーはホアンの弱点を知っていた! 死闘の末、凌雲は止めを刺したが刺し違え! 「男は泣くな!」 と言ってた凌雲は ・自分が死ぬこと ・目的を達したこと ・妹が完治したこと ・妹とスーユーが幸せになれそうなこと 様々なことを想って涙して散っていく・・・・ っていうか死んだんだよな!ようわからんかったが死んだよな! (描写が微妙なのよ) スーユーと龍君兒は悲しみに暮れながら、 かつラブラブ新婚生活に向けてその場を去っていくのであった・・・ (最後の最後でちゃかしてる場合じゃないけど、実際そうだろ) 劇終 無理かー!読んでて俺もわかりにくい! でも面白いからまたやろ。 面倒くさがらずにヒアリング一生懸命すればいいんだけど取り合えず勘弁してね。 というわけで、 話の複雑さに頑張って喰らいついていけば退屈もしないし、なかなか面白い作品です。 アクションも予想外にとてもいい! 凌雲の圧倒的な強さの表現も優れているし、 ワイヤーの使い方もすこぶるよさげ! そうですよワイヤー使用頻度はこれぐらいがいいんですよ!って感じで。 アクションアクションのつるべ打ち! ・・・ではないのが少し残念だが、お話重視ってことでしょうがないか。 本当に死ぬほどかかるテーマ曲は耳にうざいし、凌雲と煙幕男とホアンが似てる気がしてどれがどれだったのか正直未だにはっきりしていないってのもあるんだけど、 龍君兒はとっても可愛く撮れてるし(ファンは必見!)、 李麗麗は真の魅力である功夫こそ無いものの濡れ場連発で得した気分だし、話も救いようが無いわけでなくスッキリするし、さらにちゃんと話がわかっていれば掘り出し物の傑作と呼べるんじゃないかな。(またショーブラの武侠片とか一杯観て変わるかもしんないけど) でもこの李朝永って監督さん知らないなぁ・・・ うん、これはいいと思いますよ。他に観た人いたら感想聞きたい。
Romeo Must Die ロミオ・マスト・ダイ ■ 李連杰ハリウッド主演第一作。 「ブラック・ダイヤモンド」日本公開のタイミングに合わせてだったらちょっと遅かったような気もするんだけどTV局さん。というわけで、単純にTV放映観ての感想です。 ・・・って、あれ? あまたの酷評ばかりを聞きつけていたので、全く期待してなかったのですが そんなに悪くないぞ ・・え?だめ?そう? んじゃあんまし良くないとこ ・キャラに感情移入できない特に主人公 むしろ感情移入できそうと言えるのはヒロインの父であるデルロイ・リンドウの方だろう。ヤクザ組織ながら昔気質の親父さんの味がよく出てるし、子を思う気持ち、組織の長である責任、威厳は示さねばならない・・・ と苦悩する親父ドラマがなかなか渋くて良かった。 比べて主演であるはずの李連杰は出番が少なく感じるので、単純にまずこれが辛いのだが、苦悩など何だの芝居する暇はわずかだし常にもちろんヒップホップかかってるし惹き込まれない。映画の作りからして李連杰は 「とりあえずアクションさせとけばええねん」 って感じは伝わってくる。いや、脱却の試みも無かったとは言いませんけどね。でも意図的なもんだな、こりゃ。 ・確かにお話は・・・ うむ、まぁペラペラ。 「ブラック・ダイヤモンド」も大凡の予想はつく。ただこれが「悪いこと」かどうかはようわからぬ。その辺を期待した人はそりゃがっかりするでしょう(期待した奴いたのか?)。 こちらも決して脚本が素晴らしいとは思わないジャッキーハリウッドの「ラッシュアワー」にしても、さりげなく黄色人種と黒人が友情を分かち合っていくのがちゃんと描かれている(でもそれだけだけど)のに比べて、黒人・黄色人種・白人とバランスよく登場人物を出してる割には結局は 「全部イエローの俺たちが悪かったのかよ!」 みたいな展開で、人種がどうのメッセージがあるわけでもなければ、大っぴらなレイシストが登場するわけでもなく、振り出しに戻るじゃないけどやっぱり軽い脚本のヒップホップムービーなんだなと結論せざるを得ない。 そのつもりで作ってるんだけど って言われると、反論できなくてまた論がくるくるだけどね。 それなりに良かったとこ ・アクション 言われているほどワイヤーワイヤーしてなかったぞ。 もっと非現実的に飛び回ってるのかと思ってた。一応、中国人(ラッセル・ウォン)同志の対決もちゃんと用意されてるし防火用のホースを使ってのジョウヒョウ(字が書けない)バトルも 面白かったし、フランソワーズ・イプと戦うとこなんか(ラストもあれだけど)、スタイリッシュなクセして決めは必殺仕事人みたいだったりしてイカしてたし。(ちょうどゲーム「天誅参」やってたんですが、これに仕事人が出てきて面白いのなんの) まぁ、まだまだ何か物足りないというかひと味少ない気もしますが。 ・テンポのよさ ヒップホップにノッてましたよ ・大塚明夫 というわけで、オチがこれだったりするのですが 結構よかったのは声優さんの頑張りかもしんない なのです。 加えてゲーム「メタルギア」シリーズの主演ソリッド・スネークの声をあてている大ベテランの大塚明夫さんが今回、アイザイア・ワシントン扮するマックの吹き替えを演じてらっしゃいましたかつ、それが良かったのもデカイんです。 大塚さんの声、大好きなもので。 さらに最初に誉めたオヤジさんの吹き替えは超ポピュラー玄田哲章さん。 また今回は玄田さんがまたとてもよかった・・・ 見比べないとわかりませんが(しばらくはやる気ないけど)、字幕を改めて鑑賞して初めて酷評にうなずける部分もあるかもしれないです。 この辺は難しいし個々で違いますよね、感想が。 例えば私ですと、 「酔拳」は広東語版が一番好きだが、「霊幻道士」は吹き替え版が好き、まぁそうか基本的にはジャッキーは字幕版が好き(別に石丸さんが嫌いではありません)。なんてバラバラですから。 あくまで吹き替え版での評価になるが、自分はそんなに悪くないと思ったので カテゴリーもこっちに入れた。 断然「キス・オブ・ザ・ドラゴン」のほうが好きだけど。
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