成こ家班バナー小

 
Contents
 
トップへ
掲示板

■ドラゴン佳作・珍作選14  
 


壁虎遊龍
Gecko Kung Fu


さて、辰年シリーズ第三弾・・・いやこんなシリーズ続けたらいつまで経っても終わらんな・・・まぁもうちょいやるか。ただ単にタイトルに龍が入ってるかどうかだけなのだが。

ほんで
ま、こういうこともありっていうか無しですけど、
さぁて今回レビューする作品のタイトルは「壁虎遊龍」。
壁虎遊龍。
どんな作品なんでしょうね?まずは想像して下さい。





想像しましたか?
それでは早速行ってみましょう!















一発ギャグ
わははは!

というわけで壁虎、如何でしたか?
それでは失礼!!





・・・ってもうちょい紹介しますけど完全に一発ギャグですな。
ここが一番の見せ場でしょ。




内容としましては嫌味な日本人どもを壁虎功の使い手である康凱が

孫嘉琳(スン・チャーリン)と協力して倒すってなもんで。

ただヒロインに扮するのが岡田可愛さん、つまり日本人とここは主人公と国境を越えたロマンスを見せており、後の

「フィスト・オブ・レジェンド 精武英雄」に通ずるポイントがあるかと思われ。

若いですね
バトルシーンでは中盤に若き日の何宗道(ホ・チェンタオ)、壁虎功兄弟弟子同士の激しい戦いがあり、ダム建設現場?での高低差、そして泥沼化した溜池を活かした正に泥臭いバトルがなかなか熱い。
んで、ラストバトルも呉東橋との熱い戦いがなかなか良かった。

壁虎修行中

が、やはり壁虎功というのならば譚道良(レオン・タン)が「潮洲怒漢」で披露したように、そして

「帰って来たドラゴン」で梁小龍(ブルース・リャン)と倉田保昭がやってみせたようにリアリティある壁上りを披露して欲しかった。壁虎と謳っておきながら観客を驚かせるようなアクションがほとんど無かったのは非常に残念。ウリはそこのはずなのにラストバトルもほとんど壁虎功であるということの意義を見出だせないというか効果的に織り込まれてなかったな。


■CAST&STAFF
監督 王豪
出演 康凱
孫嘉琳(スン・チャーリン)
岡田可愛
薛漢(シュエ・ハン)
苗天(ミャオ・ティン)
葛香亭
何宗道(ホ・チェンタオ)
呉東橋
黄飛龍
楊奎玉
楊烈
胡光
武術指導 呉東橋
制作年度 1972


龍虎旋風
The Dynamite Trio


いったい、コメディ功夫にカテゴライズされる作品は何本あるのだろう?
全ての功夫映画を観ること、これはとても覚束無いが、人生終えるまでに全てのコメディ功夫作品を観るぐらいは目指したい、無理かな。
まぁ一つ一つ鑑賞していくしかないのだが、本作もそんな作品の一つにして辰年第四弾。
製作がいわゆる一つのIFDフィルムなので、ぐっちゃグチャかと思いきや。




ま、たぶんそのー・・・
ドイツ語字幕無しは辛いな・・・
ジェスチャーと雰囲気だけで判断するしかもう・・・


ま、たぶん蟷螂拳の秘伝書持ってる一派は秘伝書を強奪せんとする龍飛(ロン・フェイ)と川原に狙われていて、ま、たぶん蟷螂拳流派根絶やしにしたいと。

一門チリジリになった蟷螂拳流派であったが、

ひょんなことからその秘伝書と関わることになった龍冠武が

蟷螂拳の修行して一派の生き残りである祁コ剛と唐家拳と共に立ち向かうみたいな感じかとお見受けします。
ま、「蛇拳」とだいたい同じ。
龍虎と言いつつ学ぶ拳法は蟷螂拳なのね。


製作会社を考えるとアレだが実物は非常にまともな作りで、完全なノンスターで二匹目の鯲探しな作品ではあるが、低予算ながらアクション面で何とか良いものを魅せようとする気概は十分に感じられる作品である。

一流の武術指導家、袁和平(ユアン・ウーピン)や洪金寶(サモ・ハン・キンポー)、そして成龍(ジャッキー・チェン)、どの人も格闘シーンを撮るに至っては一切妥協せず、何度も何度も繰り返し撮影が行われたと倉田保昭氏は証言している。

陳少龍は武術指導家として本作では軽妙でテクニカルな殺陣を構築しており、一流武術指導家のそれに肉迫するものである。それは龍冠武という肉体ポテンシャルが高い役者を起用したからこそ実現出来たアクションなのだが、考えてみれば例えば袁和平なら周りに袁兄弟という肉親だから息もピッタリの猛者達が彼をサポートしていたし、サモハンなら元彪(ユン・ピョウ)に元華(ユン・ワー)と・・・こっちも兄弟みたいなもんか。要は繰り返し撮影が行われたと同時にサポートがしっかりしていたのだな。
つまり、陳少龍一人に幾らセンスがあってもそれを具現化出来る役者及びサポートとなるアシスタントがいないとどうしようもないわけで、同じ武術指導家が殺陣を担当しているのに作品によってアクションクオリティにムラが出るのはそういうことなんだなと。

そこに来て今回は龍冠武。
彼主演のコメディ功夫なんていっぱい観てそうで実は今回が初めて。
脚本にも演出にも工夫が見られず、コメディ功夫にも成りきれていない総評としては残念な作品でもあるが、龍冠武自身の肉体ポテンシャルの高さは十分示せたのではないかな。


■CAST&STAFF
監督・製作 鄭有〔三文〕
出演 龍冠武
祁コ剛
龍飛(ロン・フェイ)
川原
顧寶明
唐家拳
余松照
馬如風
金永祥
鄭世耕
魏蘇
張宗貴
荊國忠
歐立保
洪建榮
武術指導 陳少龍
脚本 鄭有〔三文〕
王小慧
策劃 王小慧
製作総指揮 黎幸麟
制作年度 1982


龍蛇侠影
The Face Behind the Mask


本作はどっからどう出てきたかわからんが成龍(ジャッキー・チェン)がちょろっと出演しているって噂が流れた作品で、まぁ観た限りでは出ていない。出ていないが、マスクの暗殺者がジャッキーであるとの噂があり・・・まぁ後述します。
確かに監督はジャッキーの盟友にして右腕であった陳誌華(チェン・シーホワ)だし、本作主演の徐楓(シー・ファン)とも

成龍拳」で繋がりはあったと言える。 まぁジャッキーが撮影を見学してたぐらいは有り得るが。

そう言えばジャッキー本人が自伝で「出た」とハッキリ書いているが実際は見当たらない

「伊賀忍法帖」へのゲスト出演ってのも依然謎のままだが、
もし実現していたならば配給側としてそれをウリにしないわけがない、
何らかの事情で出演シーンが使えなかったとすれば今までそういう話が漏れて来ないのもおかしい、
この2点から考えて、そもそも出ていないのだろうと推察する。これはご本人の勘違いかと。

ともあれ、陳誌華。
個人的には彼の監督としての能力に疑問符が付いてるのが正直なところ。
疑問符って別に悲観的な意味で言ってるわけではなくてね、単純に監督としての器量がよくわからない。

確かに彼が撮った「少林寺木人拳」「蛇鶴八拳」は十分良い作品だと思っているし個人的にはどちらも思い出深い傑作だ。ただ「舞拳」「三十六迷形拳」この二つの作品は決して良い出来と言える程の作品ではなく、アクション面ではどちらもそれなりに残しているが、ジャッキーが一枚噛んでいることも確か。この二つだけで陳誌華を評価するとうーんとなってしまう。
また、類人猿ガールが皇帝を倒してしまう怪作「醉猴女」も彼の監督作でそれも加味してさらにうーん・・・

ま、何が言いたいかと言うと陳誌華はその後に「ポリス・ストーリー/香港国際警察」「奇蹟」「プロジェクト・イーグル」等で執行導演を担っているという事実。
これを聞いた最初の印象は
「なんだジャッキー監督は名ばかりで実際は陳誌華が監督かぁ・・・」
という気持ちになるのがまず正直なところだが、陳誌華の能力、ジャッキーの能力を考えた場合に実際はお互いの足りないところ補い合って二人三脚に近い形で行っていたのだろうという結論に達するのである。
ということはこの二人の関係、「少林寺木人拳」の頃からずっと続いていたんだねぇ・・・




相変わらず周福良さんが音楽やると良い感じだなぁ・・・

名だたる悪漢剣士たち(たぶん)をぶった斬った、天下第一家の息子娘達、



岳華、徐楓、羅烈(ロー・リエ)はその戦功を持ってGoHome。

彼らの活躍もあって名実共に、武林No.1の座に上り詰めた天下第一家であったが、当然それを妬んだ奴らが次々と刺客を送り込んで来る。
武コ山、柯佑民、李文泰(リー・マンチン)と次々と倒していくのだが、その中にマスク被った刺客として、
ジャッキー!?
これが噂のジャッキー・チェンだ!?!?・・・わかるかっ!!
た、確かにジャッキーぽい顔の面積だ!?

これが本当にジャッキーならvs羅烈、岳華とのレア対戦ということになりますな!

さすがジャッキー!!抜群のキレある動きです!

・・・これねぇ・・・
ま、「これはジャッキーだ」と思って観て見ると確かに動きが似てるような気がしてくるんですよ。もう段々なんかジャッキーにしか見えなくなってくる。
・・・しかし、これはたぶん武術指導の何維雄じゃないかと思いますね。何維雄はちょこちょこ色んな映画に出てるものの、大きな役は見たこと無いのであれですが

「不死身の四天王/怒れるドラゴン」で高飛(コー・フェイ)の手下演じてたのが一番わかりやすいかな。大きな役は見たこと無いってことはヤラレ役が多いわけで、本作でのダメージを受けた時のリアクションが何維雄だと思ってみるとそれはそれでしっくりくるんですよ。顔の面積もそれぐらいだし。

顔の下だけ
倒された後の顔が下半分ちょっとだけ・・・こんなんジャッキーがやるかな?
明らかに本作の出演者の中で一番キレあるアクションを見せており、流石ジャッキー格が違うね!と言いたいところだが、武術指導者ってのは自身が最高のデモンストレーターでないといけないわけで、その辺を加味しても何維雄だろうなって推察になるわけです。ちなみに、袁和平(ユアン・ウーピン)は自身のアクションスキルは低いそうだが、なんせサポートする袁兄弟が抜群ですから。

さて、物語は次々と刺客を送り込んでくるその首謀者は誰だ?
ってことで、

敵方にはめられて裏切り者扱いになる羅烈さん。
これ、羅烈さんが一番の主人公である作品だったりします。

んで、だから本当の首謀者は誰だ?
って話でして。


終劇






物語は「流星・胡蝶・剣」の簡略版みたいなもので、そりゃ先にその「流星・胡蝶・剣」があるわけだから、残念ながら簡略版が勝てるわけもない。残念ながらロケーションからカメラワークもそこそこに凝っているし、アクションシーンもスピーディで良いものを残している作品ではあるが、まぁまぁのレベルでしかない作品か。違いは色々あるが、一番大きいのはキャラクターのインパクト薄いってところか。羅烈だけが発奮していたものの、岳華、徐楓に於いては主演ながら印象は薄い。それこそ

これの方が印象深いような気がして、メインキャラクターがしっかり立ってないと感情移入もしにくい。その辺がちょっとなと。


興味深いのは「流星・胡蝶・剣」に代表されるショーブラザーズの武侠片に感化されて、羅維(ロー・ウェイ)は「ファイナルドラゴン」「成龍拳」「飛龍神拳」を撮ったわけだが、実は陳誌華も感化されていて本作を撮ったというところ。陳誌華もやりたかったんだー・・・って、終る話ではなくてこれあれですよ、
陳誌華は当時若い監督さん、新人ジャッキーの意見を聞き入れる耳を持っていたからこそ一連の作品が生まれたわけだが、ベテラン監督であったならば羅維だけでなく陳誌華にもジャッキーはこういった武侠片を強いられていたのかもしれないな、と怖いこと思ったりなんかして。運命の取り合わせやね。


■CAST&STAFF
監督 陳誌華(チェン・シーホワ)
出演 羅烈(ロー・リエ)
徐楓(シー・ファン)
岳華
蕭堯
馬如龍
薛漢(シュエ・ハン)
苗天(ミャオ・ティン)
呉家驤
胡奇
高鳴
林照雄
何剛
武コ山
李文泰(リー・マンチン)
柯佑民
徐杰
歐立保
陳森林
何維雄
荊國忠
孫榮志
胡威
閔敏
侯伯威
薛彰文
張宗貴
張義貴
武術指導 何維雄
脚本 張信義
音楽 周福良
製作総指揮 黄清平
制作年度 1977


龍兄虎妹
Dragon Killer


辰年シリーズもこれで一旦止めようかしら。最後にお届けするのはこれまた珍作だなぁという作品で、無論成龍(ジャッキー・チェン)

「サンダーアーム/龍兄虎弟」とは無関係の香港タイ合作(たぶん)の功夫映画である。

近年では「マッハ!!!!!!!!」や「チョコレート・ファイター」に代表されるムエタイ功夫映画というジャンルを切り開いたタイ、何でも本作には「マッハ!!!!!!!!」の武術指導を手がけたパンナー・リットグライも出演しているらしい。
こういったタイやフィリピン、シンガポールに招かれた功夫スターは倉田保昭や大島由加里(シンシア・ラスター)、陳惠敏(チャーリー・チャン)など結構いるのだがまさか亜洲影帝であった姜大衛(デビッド・チャン)までもがこうやって出演しているとは思わなんだ。




冒頭からもう・・・ふふん(笑
が、画面が・・・
見てよこれ
わけわかめ
お国柄の文化色ですから原色ハデハデ目が疲れるわ〜
これは劇中でお芝居をやっている旅一座のお芝居・・・どれが絵やら実物やらもこの画像だけではわかりませんよね。

・・・ とりあえず功夫アクションの為にストーリーみたいなもんが存在するだけで、もうほとんど説明できないままどんどん功夫していきますので、もうなんちゅうかもういいや。
簡単に言えば、タイの悪い奴らと結託した徐少強(ツイ・シャオチャン)らとショバ代をせびられた旅劇団が戦って、それに巻き込まれる姜大衛とその妹みたいな・・・あくまでみたいな・・・そんな感じのような・・・


龍兄・姜大衛。

でこれが虎妹・・・こんな画像じゃよくわからんだろけど。
とりあえず「サンダーアーム/龍兄虎弟」で虎弟であった譚詠麟(アラン・タム)よりずっと強い妹さんです。


ラストはタイ美人に抱かれて死にます・・・
死にますって言っちゃったけど。


終劇





うーん・・・
あの、まぁみんなそれなりに動き良いですよ、タイ人役者さんもみんな動き良い。
なのでせっかく香港から呼んだのに、そのタイ人役者さん達と同レベルでアクションしちゃってる姜大衛・徐少強に大した価値が出てないのね。流石は香港功夫スターと言いたくなるようなアクションは披露出来ずにそれなりに良い動きしているタイ人役者さん達の中に埋もれちゃってる。
出演経緯と製作年度1983年を想像すればそりゃしょうがないでしょうって自分でも思うんだけど。

ともあれ、「マッハ!!!!!!!!」前夜のタイ製功夫作品であることは確かなので、そういった意味では価値も感じられるが、姜大衛のファンだとしてもわざわざ探して観る程でも・・・


■CAST&STAFF
監督 周明
出演 姜大衛(デビッド・チャン)
徐少強(ツイ・シャオチャン)
鐘慧紅
林少霞
音楽 李添
策劃 高新民
製作 周仲明
制作年度 1983


殺手營
In the Claws of the CIA
Ninja in the Claws of the CIA
燃えよCIA 危機100発!!


ええと、前回レビュー作が非常にヘビーな作品(「癲〔人老〕正傳」)で、レビュー文章考えてたら色々と気が重くなったので
今回は明るく楽しい作品を・・・うわーっ!作品選び間違ったー!
本人が一番楽しそうだー

以前レビューした劉忠良(ジョン・リウ)の俺様映画「忍拳威震巴黎」も相当にやりたい放題の出来であったが、今回はそれに輪をかけて・・・あんなもんに輪をかけたらあかんがな!!
あの時点でむちゃくちゃむちゃくちゃむちゃくっちゃやがな!
そして、こんなもんが日本でビデオ化されて発売されてたのか!
いや見つけたら即ゲットだな!二束三文ならば!

ある意味本当に的を得ているとも言う邦題「燃えよCIA 危機100発!!」
さぁ100発かどうか早速行ってみましょう!!





悪者ジョン・ラダルスキらの取引を抑えた李修賢(ダニー・リー)刑事?
そもそも刑事かどうかも・・・刑事なんでしょうね。

さぁこれが

劉忠良オリジナルマークであーる。

もう他の役者があっさり
「ジョン・リウがジョン・リウが」
って芸名はっきり言っちゃってる。
そのパターンの人って他に1人しか知らないぞ。
劉忠良様。
何か今回爽やかですなー
・・・どころではなかったんだな。
もうここからがある意味凄いのなんの。


はい、絡まれた美女は助ける!

何故か既に水着を着てる!
この女は敵だったが、何を根拠にかさっぱりわからんが劉忠良様は見抜いてた!

CIA本部?
さぁここがCIA本部だ?
地方の公民館じゃないのか?とか思ってはいけない。いやよろしい。
そしてCIAの空手コーチに就任する(最初からそうだった?)劉忠良様。

うほうほうほ!
ぎゃーっ!
角度変えれば楽しそうにぎゃーぎゃー騒いでるようにも見える〔上下〕薩伐(カサノバ・ウォン)さん拷問中。何か敵とCIAの間で苦しむ役柄です。とにかくそういう役柄です。


なんで左の金彪のおっさんの方がカサノバより強い設定なんだよ・・・
これもおかしいし。

さぁ、ということはですね!

カサノバ vs 劉忠良様!!
これは良いセレクトマッチだな・・・のはずが!
これって劉忠良様最強映画だからカサノバさんが全然相手になりません。
んなあほなー!

って、突然場面が変わるんだよな。

はい、新人CIA美女登場!すぐにも劉忠良様の女に!
この男、頭の中エッチなことしか考えてないぞ!

はい、こっちの美女も助ける!すぐにも劉忠良様の女に!


昼間は楽しくピクニック!・・・ちょいまて。
さっきからほとんど物語が進んでないぞ!
冒頭の李修賢刑事はどうなったんだ?



物語は一向に進まず、悠々自適にナルシズムを満喫する劉忠良様。
・・・そしてそう言えば、
さっきから危機が一発も訪れてないぞ!



さすが劉忠良様、上司の前でも女とラブラブだ!!
ほんとこの男、頭の中エッチなことしか考えてないぞ!
それも一昔前の少年誌なみだ!


さぁ、夜は楽しく女とディナーとセックスだ!・・・
しかもこれあれですよ、
上記の上司の前でラブラブしている女とはまた別の女ですよ!
・・・そしてだから、
さっきから危機が一発も訪れてないぞって!



さぁカサノバvs ロジャー・パスキー!
良い感じで戦ってたら

「お前らとは格が違うんだよ」って感じで、劉忠良様登場。
ほんとよく共演者の方々、最後まで付き合いましたね。

・・・もうなんなんだよこれ!

突如場面変わって、カサノバから攻撃を受けるもビクともしない劉忠良様に、
何故か劉忠良様を愛撫し続ける女・・・
・・・・・・。
・・・・もしかして煩悩と戦ってる表現だとか言いたいのか??
ほんと、この男、頭の中エッチなことしか考えてないぞ!
それも一昔前の少年誌以下だ!
・・・・・・。
こいつ・・・・・・。
見てよこれ・・・呆れるわほんとに。

整理すると、
さっきからほとんど物語が進んでいない
さっきから危機が一発も訪れてない

そして他のCIA隊員を真面目に演じている役者たちがいよいよ気の毒。
邦題変えたほうが・・・
悶えよCIA 俺は女と100発!!

さすがに画像キャプチャはもういいか。
デートしてたら敵が・・・って、
さっきからあんたがやってみたかったシーンをやってるだけだろ!

さぁ、突然場面変わって船上でセックス・・・
もうあの、プライベートでやって頂けますか。
いちいちこうやって半永久的に残るフィルムになぜ焼き付けた。

さっき整理した項目に加えて、
さっきからこの男、セックスとケンカしかしていない
そもそも襲われても強いから危機になってないし、
ほんでこうやって鑑賞を続けると・・・ほーら、またセックスだ
ほんとにセックスとケンカだけだ物語は無い。


クライマックスはロケもふんだんに(たぶん無許可)
大勢の普通の通行人をエキストラに揃えて自慢の足技を披露だ!

ラストバトルはやっぱりカサノバと対決だ!

そう言えば、最初に李修賢が出てたような・・・もう気のせいなんだろう。


終劇





完全に自分のため。
もう完全に自分のため。
本人がやってみたいなーってシチュエーションをほとんど脈絡無くぶち込んでみたら、ひたすらセックスと俺最強空手の数珠繋ぎ。
周りのキャストスタッフもよくこんなもんに手を貸したもんだと思いますよ。

でもま不思議ですね。
だってなんだかんだこうやって楽しんでる自分がいるもんなー
なんでこんなストーリーもなんもないものを楽しんでいるのか?
いやそれがね、本作はテンポが良いんですよ。
飽きる前にケンカやる
飽きる前に女とやる
ひたすらこれを繰り返してるだけですけど。

最大の見所は当然、
カサノバ対決なのですが、俺最強演出ですのでつばぜり合いにならずイマイチ盛り上がりに欠けるのが残念無念。
ここが丁々発止の面白いバトルならそれだけで結構オススメ出来るんだけど。

ま、何にしろ本当にダントツの俺様映画です。


■CAST&STAFF
監督・脚本・製作・武術指導 劉忠良(ジョン・リウ)
出演 劉忠良(ジョン・リウ)
〔上下〕薩伐(カサノバ・ウォン)
Mirata Miller
Raquel Evans
Jose Maria Blanco
Roger Paschy
Victor Rael
Rich King
Christian Anders
Yolanda Eggers
李修賢(ダニー・リー)
鄭碧蓮
金彪
Martin Garrido
J. M. Vendrell
ジョン・ラダルスキ
音楽 Christian Anders
制作年度 1981


死囚
The Condemned


すっかり忘れていたが、そもそも姜大衛(デビッド・チャン)は 爾冬陞(イー・トンシン) の兄で、弟が名監督になったのなら兄さんだってそりゃ撮れるわな。
本作は姜大衛監督3作目の作品で・・・調べてみると姜大衛も15本もの作品を撮っているのだなぁ。処女作同様、師匠の張徹(チャン・ツェー)監督の作風を感じさせるも姜大衛は姜大衛なりの作品を撮り上げたという感じか。

ま、それよりもねぇ
本作のビックリポイントは蔡弘さんが主役を張っているということか。



白鷹(パイ・イン)と谷峰(クー・フェン)は悪辣な盗賊団のボスで、今夜もとある村を襲い、殺人・強盗を繰り返す。
村の力自慢な青年蔡弘は濡れ衣を着せられ強盗殺人犯として留置所送りに。


一方でしがないスリをやっていた姜大衛は白鷹一派から金を盗んで警察御用。
谷峰から罪を見逃してやる代わりに蔡弘を消せと頼まれるが、逆に蔡弘と協力して脱獄。


恋人の李麗麗(リリー・リー)に会いに行くが、あっさり白鷹一派にやられ、
哀れ李麗麗は・森に犯される。


今や頼れる兄貴分となった蔡弘と共と白鷹一派に捨て身の復讐へ


王青(ワン・チン)も地味に登場。


蔡弘vs李海生(リー・ハイサン)
実は結構な悪役対決

しかし、そもそも脱獄囚であるからして
その結末は実に寂しいものであった





姜大衛が蔡弘から技を学んで強くなるのかなと思っていたら結局弱いまま終わってしまった。

数々の作品で強い強い英雄を演じてきた姜大衛にしては珍しい展開の作品である。


翻っていつも憎たらしい悪役で頑張る蔡弘さんが、主役側に回ると非常に頼もしくなかなか格好良い。監督・主演姜大衛でありながら蔡弘さんを引き立てるというところが、いつも引き立てばかりしてもらってる感もある姜大衛のお礼なのであろうか。


しかしもって李麗麗さん的には非常に残念な作品で、当然功夫アクションを見せることもなく弱弱しい女性のまま終わる。誠に美味しくない役だ。

うーん、テンポもいいし破綻も無くだいぶ小慣れた感じの作品であるが、
まぁまぁかな。
蔡弘さんの悪役でない作品はもう一本ぐらいあった気がするが、どれだったかな・・・



■CAST&STAFF
監督 姜大衛(デビッド・チャン)
出演夷 姜大衛(デビッド・チャン)
蔡弘
李麗麗(リリー・リー)
白鷹(パイ・イン)
谷峰(クー・フェン)
胡錦(フー・チン)
・森
李海生(リー・ハイサン)
江洋
王青(ワン・チン)
武術指導 唐佳
黄培基
脚本 倪匡(イ・クオン)
製作 邵仁枚
制作年度 1976
 
 
 
 
 

龍虎旋風
龍蛇侠影
龍兄虎妹
殺手營
死囚
なるこうのお店!
inserted by FC2 system