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■ゲームの思い出も披露しよう  
 


アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団


プレイステーション3とプレイステーション2の最大の違いは勿論、本体にハードディスクが付いているということで、これによりゲームデータのインストールによるローディング高速化や自分で画像や音楽を取り込んで楽しめるのは勿論、インターネットとの連携により新作ゲームのプロモーション映像や体験版を遊べたり、「みんなでスペランカー」のようにネット販売のみのゲームをそのまま購入して楽しむことが出来るのも魅力で、中でも「どこでもいっしょ」のトロ始め他キャラクターを揃えた無料で遊べる「週刊トロステーション」なんかはまさにプレステ3ならではのお楽しみである。
ちなみに私は今

「ワールドサッカーウイニングイレブン 2010」をプレイしているのだが、実はこれ例えば携帯で撮った自分の顔写真をもとにキャラクターを作ることが出来、ともすれば成龍(ジャッキー・チェン)の顔写真をネットで拾って来て、ジャッキーそのものを作ってUEFAチャンピオンシップで戦わせることも可能なのである。
実は私には友人達と立ち上げたフットサルチームもあるので現在はチームメイトの顔写真を取り込んで遊んでいるところである。
ただ、この仕様に対しては一つ要望があり、それは
女子サッカー選手が作れない!
なのね。
試しに黒谷友香さんの顔写真を取り込んでみたらまぁ上手くいって美人が誕生したんだけど、体パーツは男しか用意されてないからニューハーフの出来上がりかよ!
でもこの仕様は凄いと思いますよ。だってウイイレに限らず大作RPGのヒロインを自分の彼女とか奥様とか好きなアイドルにしちゃうとか、ほんで主人公自分にしちゃうとか・・・話がエロティックに進みそうなのでここら辺にしとこう。

ええと・・・

「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」ね。
知らない人に言っておくと本作は

「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」の続編である。
その前作、プレステ3を買った当初に体験版がタダで遊べたからやってみたわけだ。
そしたら画面も綺麗だし操作性も良いし面白かったので、付け加えると他に面白そうなソフトも見当たらないもんだから買ったんですよ。
やってみてこれは良いなぁと。
「インディジョーンズ」好きなら遊べるなぁと。
で、まぁ前作の話は良いとして!本作!

いやぁ凄いねぇ!
一言で言えば、
「インディ・ジョーンズ123」と「ダイハード123」を交互に自分でプレイしながら踏破するって感じの凄いボリュームで圧倒的なグラフィックの美しさとまさに自分が映画の主人公に成り切れる操作感の気持ち良さ!
皆様も是非プレイしてみてください!

・・・って、ここで終わるだけの文章なら最初から書くわけがないわけでしてですな。

流石にゲーム業界も新ジャンルの開拓も含めて頭打ちの感が強く、またこの不況の世の中でリスクを出来るだけ背負いたくないということでほとんどのメーカーが安定した販売数が見込めるシリーズモノしか販売しないなかで・・・ほんと、ウイイレ、メタルギア、FF、ドラクエ、龍が如く、三国無双・・・どれもこれもシリーズものばっかりですね。
その中で本作は
「自分達の情熱と情熱に比例する技術力と努力があれば、オリジナルタイトルでも結果が出せるんだ!」
ということを証明した、他メーカーにも見習ってもらいたい実に優秀な作品である・・・えっこれも続編だろって?いやまぁそりゃそうなんだけど。

香港映画迷にも注目してもらいたいポイントはたくさんある。
本作が様々なアクション映画から名シーンをチョイスしてアレンジやイメージを膨らまして遊ばせているのはよくわかる。
本当に素晴らしいアクションシーンが連続しまくる作品なので、どれがどれというのは本当にもう全てがクライマックスみたいな感じで言い難いのだが、やはりパッと思い出す列車アクションのシーンはジャッキー迷なら

ポリス・ストーリー3」を連想させるだろうし、私なんかはアクション映画の免疫の無い幼少時代に観て衝撃を受けた

「007/オクトパシー」、これを連想する。間違いなくそれと思わせるシーンもゲーム中に出てきており、また列車も似ていることからやっぱり製作者も相当意識してたんじゃないかなぁ。

また、
「おおこれは!?」
といったシーンが市街戦ステージにあり、雑多なビルの高所をひょいひょいと飛びながら銃弾をかいくぐる迫力たっぷりのシーンがあるのだが、このシーンは正しくそして知る人ぞ知る徐克(ツイ・ハーク)作品

ドリフト」これの九龍城での銃撃戦、香港アクション映画史の中でも名シーンの一つとしてランキングさせたいあのシーンの再現だろう。その再現度は素晴らしく、コントローラを握れば今日から君も徐克世界の住人だ!
・・・なんか、本作の営業マンやってるような気分になって来ましたが。
ジャッキーについては言うに及ばず、功夫そのものはありませんが全編において主人公はジャッキーのクライマックスですからね。

そして個人的に「ああこれは!」と思ったことがもう一つ。
本作に出てくるステージは、雪山、ジャングル、市街戦、迷宮等など用意されており、様々なアクションを楽しめることが出来る作品であるのだが、そのステージの流れを見て何か気づくことはないだろうか。
雪山、ジャングル、市街戦・・・
わかった人はわかったかな?
そうこれこそ正に

メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット
なのだ。やったことある人は気づいたでしょ?
雪山もジャングルも市街戦もその「メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」での舞台となっており、本作は間違いなくそれに対抗意識・挑戦意識をバリバリ燃やして製作された作品なのだ。
後追いであるので比較は愚かもしれないが、グラフィック面ではメタルギアスタッフにはショックかもしれないが、本作がちょっとリードしていると言っても過言で無いだろう。
アクション面ではその気持ちよさをとにかく追い求めた爽快感で本作が遥かに勝っている、だがゲーム中で様々なことが出来る多様性ではそりゃ当然「メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」が勝っている。目指している先が違うから当たり前なのだが、本作から本格的に元々メタルギアシリーズの十八番であったステルスアクションも導入しており、背後から忍び寄れば敵を一撃で倒せるなど、もう一つのステルスアクションゲームである

「天誅」シリーズ的な爽快感も現代アクションに持ち込んでいて、シンプルながら前作に比べて遥かに多様性が増している点も非常に高ポイントだ。メタルギアシリーズは確かに多様性豊かなゲームであったが、
「じゃそれゲーム中どこで使うの?」
って感じで本当に武器のカスタマイズやら何やら
「だからそれをどこで使うの?」
実用性の無い多様性って言うのかな?それが多いゲームでそれに比べると本作は本当に面白いアクションに絞り込んでそれを作り込んでいるって感じでどれを試すのも面白いんですわ。やり込みって言う点ならメタルギアが勝ってますけどね。
・・・もうなんかこの、小島秀夫監督は本作を作ったノーティドッグと組んで一作作ってもらいたくなっちゃうよなぁ・・・

ほんでもって日本のゲームメーカーにはもっと頑張って欲しいよ。
どうしても四角四面なんだよなぁ・・・
ポリゴンだから三角か。
ポリゴンポリゴンにゲームがなっちゃったらポリゴンの世界から出て行けないせまーい世界観のゲームしか作れなくなっちゃった創造できなくなっちゃったような・・・なんて言ったら良いんだろう。日本の3Dポリゴンアクションゲームは遊んでいてすぐに抱く感覚があるんですね。ですからそれこそ体験版しかしないし、買わないんですが。その感覚ってのは何て言うのかなぁ・・・
松本人志の「しんぼる」じゃないけど、
"せまーい箱庭ウサギ小屋で遊ばされてる"
って言う感じかな。とにかく狭いんですよ。世界観が実に狭い。
まぁ確かに日本人は何でも小さくするのが得意な人種でだからこそ、コンピューターが小さくなり、携帯が小さくなり、今の世の中があるんですけどゲーム業界では三角形ポリゴンをぶち破るような広い世界観あるゲームが出てきて欲しいですね。

 

 
 
 
 
 


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