■2009年にレビューした作品（全61作品たぶん）

「六合千手」
「インビジブル・ターゲット」
「ロンゲスト・ブリッジ」
「奇門遁甲・吸血拳」
「王妃の紋章」
「カンフー仁義〜復讐の刃〜」
「闖將」
「師兄師弟齊出馬」
「カンフー・シスター/麗竜拳」
「醉猫師傅」
「最佳賊拍档」
「雜家高手」
「扮豬吃老虎」
「背叛師門」
「一刀傾城」
「天才與白痴」
「百戰保山河」
「8テールのゴールド」
「城市女獵人」
「偸�~家族」
「大太監」
「新宿インシデント」
「天才カンフー」
「必殺！ドラゴン飛龍剣」
「ブッシュマン　キョンシーアフリカへ行く」
「狼の墓場」
「唐人票客」
「奪命金劍」
「烈火情仇」
「午夜蘭華」
「辛亥雙十」
「98分署　香港レディ・コップス」
「碧水寒山奪命金」
「怒りのドラゴン」
「五福星撞鬼」
「追龍」
「仁義なき遊戯〜十人の刺客〜」
「衝破死亡遊戲」
「虎拳」
「新七龍珠」
「富貴兵團」
「三俊笨探小福星」
「鬼馬大侠」
「紅場飛龍」
「驚心動魄」
「運財五福星」
「マイ・フライング・ワイフ」
「脂粉雙雄」
「電光飛竜拳」
「女殺星大鬧烏龍院」
「太極陰陽拳」
「莽漢鬥老千」
「�~出鬼没女殺星」
「痩虎肥龍」
「ジョイ・ウォンのリインカーネーション/輪廻転生」
「激闘香港マフィア/ネイビー・カンフー烈拳」
「福星闖江湖」
「密宗威龍」
「倉田保昭の『激怒の鉄拳』」
「倉田保昭の『大追跡』」
「北少林」


最優秀作品・・・
「六合千手」
2009年はどかーんと「これ大好き！」って作品に出会わなかったかなぁ。
作品数は2008年よりも多く観たんですけどね。うーんまぁジャッキー「新宿インシデント」が単純に言ってそんなに面白くなかったのが痛かったな。
というわけで選んだ作品はこの作品です。
協利電影という小プロダクションの作品ながら、大スターはいないものの正に武術の猛者たちを集めて作ったこの作品は実に楽しいものがありました。自分としてもまさか金童（クリフ・ロク）主演の作品が最優秀なんて・・・って感じですが、今回はアクションが良いので何度でも観れる・・・という点でこの作品を選びました。


2009年成こ家班的Best10
「六合千手」
「インビジブル・ターゲット」
「ロンゲスト・ブリッジ」
「奇門遁甲・吸血拳」
「王妃の紋章」
「カンフー仁義〜復讐の刃〜」
「闖將」
「師兄師弟齊出馬」
「カンフー・シスター/麗竜拳」
「醉猫師傅」
・・・なんちゅうか・・・ほんとかよ、これ？
みたいなBest10になってしまいましたな。このぐちゃぐちゃ感。
劉忠良（ジョン・リウ）主演作品がBest10にランクインしましたよ、奥さん。
後は「おっぱいバレー」も驚愕のおっぱい映画決定版「王妃の紋章」も正にそのおっぱいに目が無いおっぱい星人、つまり俺によってランクイン。
ただダントツの衝撃度だったのは「ロンゲスト・ブリッジ」。自分の中で勝手に作った台湾アクション映画の既成概念をこれでもか！とばかりにぶち壊してくれるものすごいスケールの戦争映画、これはリマスターなんかで出したら迫力ありますよー！


最優秀主演俳優・・・
洪金寶（サモ・ハン・キンポー）
「8テールのゴールド」
改めてサモハンという役者はいい・・・と思わせてくれる作品でやっぱ「七小福/夢に生きた子供達 」でコンビを組んだ張婉〔女亭〕（メイベル・チャン）との相性が良いですね。演技面で印象に残った、という点でサモハン大哥に最優秀を差し上げます。


最優秀主演女優・・・
鞏俐（コン・リー）
「王妃の紋章」
しつこいようですがとにかく鞏俐さんの美しさとおっぱいを余すこと無く楽しめる映画なので。ああ・・・スケベ心だけじゃないか・・・


最優秀助演俳優・・・
趙長軍
「一刀傾城」
彼はモノホンの超一流武術家なのですが、本作での袁世凱役は実によかった。確かに顔はアレですが、どっちが本職かわからない自然でそれでいて内に秘める感情を押し出してくるような叙情的な演技が素晴らしかったです。まさかこういう人が印象に残るとはねぇ・・・わからないもんだ。
他に印象に残った助演と言えば「狼の墓場」の羅維（ロー・ウェイ）かな。


最優秀助演女優・・・
馬海倫（ヘレン・マ）
「必殺！ドラゴン飛龍剣」
これは馬海倫（ヘレン・マ）さんが再び「聾唖劍」のようなアクションを披露してくれたのが嬉しかったもので。他にこれはと思うような人がいないんですよねぇ・・・


最優秀武術指導・・・
陳少鵬
「六合千手」
ついにベテラン陳少鵬先生が受賞しました。
一連の少林映画での先生の殺陣はやや堅いって印象がずっとあったのですが、武術家大集合のこの映画では先生のイマジネーションも抜群に発揮されて良い感じにまとまりましたね。


最優秀功夫対決・・・
梁家仁（リャン・カーリャン）、白彪（パイ・ピョウ）
vs
黄正利（ホアン・チョンリー）
「奇門遁甲・吸血拳」
これですな！
これは猛者三人の死闘が素晴らしいですぞ！
仰天のオチはまんま仰天ですが！


2008年成こ家班的対決Best5

梁家仁（リャン・カーリャン）、白彪（パイ・ピョウ）
vs
黄正利（ホアン・チョンリー）
「奇門遁甲・吸血拳」

金童　vs　高飛（コー・フェイ）
「六合千手」

夏光莉　vs　 彭剛
「カンフー・シスター/麗竜拳」

劉忠良（ジョン・リウ）　vs　徐忠信
「師兄師弟齊出馬」

孟元文　vs　唐偉成（ウィルソン・タン）
「カンフー仁義〜復讐の刃〜」


最優秀音楽・・・
周福良
「六合千手」
まぁ目立った候補がなかったんですが、なので周福良さんの配音マジックに最優秀受賞です。

最優秀バカ作品・・・
「偸�~家族」
優秀ではなくてこれはむしろスベリまくりの映画なんですが、李賽鳳（ムーン・リー）と大島由加里(シンシア・ラスター）といういつもハードな血まみれバトルを繰り広げていたレディ2人が今回は楽しい姉妹ケンカという貴重さでこれにしました。可愛らしい2人のツーショットは必見です。

最駄作・・・
「密宗威龍」
とにかく、サモハンゲスト出演で監督・孟海（マン・ホイ）、キャストに錢嘉樂（チン・ガーロッ）、林正英（ラム・チェンイン）、午馬（ウー・マ）と中々期待できそうな面々で、さらにプロデュースは天皇巨星・王羽（ジミー・ウォング）先生という豪華布陣で、それでもこんなに面白くないというがっかり度が激しかったのでこれにしました。残念。


コメント：
年末は怪我で思わぬ形で更新が出来なくなったのが残念でしたが、上半期頑張ったので2008年より多く作品を紹介することが出来ました。

更に2010年はどのような作品が待ち受けているでしょうか。
本年もよろしくお願い申し上げます。