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■倉田保昭5  


飛簷走壁
Impossible Woman
The Ninja Avenger
レディ・ニンジャ2 夜霧の忍び凧



これ、だからなんで忍者なんだ?ってのがようわからんのよなぁ、日本出身ってことだけで・・・夜霧の忍び凧て(笑
この副題付けて満足してる担当社員の顔が何となく浮かぶなぁ。
この辺の作品はあれだなぁ
少年時代、ビデオレンタルで借りるのは恥ずかしくてというか、家で観てるとこ見つかるのが嫌だというか、そんな感じで月日は流れ、こっそり借りて観れる年齢になった時にはもう店に出回って無かったのよね。なので鑑賞に至るまでにこんなに時間がかかってしまった。
ま、大人の目で観てこそこういう作品は面白いと思うが。




さぁ殺し屋忍者・楊惠珊(ヤン・ホイサン)の出撃だ!
普通に現地まで車で来てエレベータに乗って屋上だ。
そ、そこまでは近代的に行くくせに、

早速、忍び凧組み立て中(笑

忍び凧出撃!・・・でターゲット殺害。


護衛に付いていた王道(ワン・タオ)刑事はカタなし。
・・・しかしこれたぶん日本の刑事ドラマのサントラだよなぁ・・・石原軍団系かなぁ・・・音楽がどっかで聞いたことあるんだよなぁ・・・


殺し屋・楊惠珊の雇い主である水野結花さん。

今回は「少林寺vs忍者」のようにアクションしてくれないのが残念ですが、その代わりにお色気面で頑張っております・・・ってAmazonの値段高っ!


その水野結花さんの弟役・雲中岳と仲良くなってデート・・・あれやね、

「花嫁はギャングスター」なんてのがあったがあれは萌えなかったな。
そうやなぁ・・・「奥様は魔女」・・・イマイチ萌えないなぁ
「僕の彼女はサイボーグ」・・・萌えるもなにも機械だなぁ・・・

僕の彼女はくの一・・・うーむ、くの一はその性的なものも武器としてるから非常に彼氏としては厳しい立場にあるし・・・
僕の彼女は殺し屋・・・うーむロクな別れ方しないな。下手すりゃ共犯にされちまう。
僕の彼女は楊惠珊・・・それはやはり悲しい道のりを。


関係ないけど実写版ドラえもんのトヨタのCMで水川あさみ扮するしずかちゃんがちゃんと入浴シーンやってたのは感心した。「水戸黄門」が終った今、入浴アイドルはしずかちゃんしかいない。

で、まぁ王道刑事が
「水野結花が怪しいんでないの?」
って目星をつけるので、証拠隠滅の為に楊惠珊を消すことに。
鄭富雄(チェン・フーシェン)が襲い掛かってきたことで、すぐに事情を察しした楊惠珊は、まさに忍び足で水野結花が裏切ったことを確認。
工事現場みたいなとこに追い込んで鄭富雄は倒したものの、今まで味方だった連中が次々と楊惠珊に襲い掛かる!

これがあれか・・・
お手伝いさんも襲って来たのでパンチラキックで撃退だ!
そうやなぁ、この辺が一つの楽しみなんですね・・・って、あれですよ、
パンチラの話してるんじゃなくてね、このシーンは少年の頃から総監修・倉田保昭「激突!ドラゴン武術」(芳賀書店)、だと思うけど手元に無いんであれだけどその頁に載ってたシーンでね、当然子供の頃から
「どういうシチュエーションかなぁ?」
って思い描いてたってわけさ。
実際の映像を見て、昔読んだ書籍の掲載写真と一致させるのも一つの楽しみだったりするんですね。例えばこの前言った、

この画像もそうだし、(「唐山截拳道」)

全ての刺客を蹴散らして、ラストバトルにそりゃいよいよ出るぞ

倉田保昭兄貴!


倉田さん登場でとても良くなる功夫アクション。やっぱ流石ですな。

これも個人的に有名なシーン。畳が投げられていたのかぁ・・・


終劇





そうやなぁ。
お色気面はソフトなものだけで、大して期待出来るものはない。ただ、個人的には「僕の彼女は忍び凧」ってなシチュエーション萌えが全体的に良い感じでした。


現代が舞台ですから普段は普通にカジュアルな服着て、昼寝もして、デートもして普通の女の子やってますよって描写と

夜は忍び凧!ってギャップが良い。

アクション面ではやはり倉田さん登場でクライマックスグレードアップ。楊惠珊さんだけでは倒せない倉田さんを残りキャスト総がかりで倒すパワーバランスも理に敵う・・・かなわんか最後の最後がちょっとな。
優秀でも何でも無かった王道刑事もちょっとな。

完全なるB級映画としてはダレるところもなくアクション盛り沢山にお色気アリと意外にも面白かったり思ったり。

それにしてもこの当時の台湾で流行った?お色気アクション映画は全部観たいな。密かに日本でビデオ化されていたものも結構あるし、されてないのもいっぱいあるんだよね。特にされてないのはどういう映画なんだろうって知らないから妄想が膨らんで凄い観たいですよ。
バカバカしくて、功夫あって、お色気あっての映画は大好き!

全くこのスケベ!
と思われるであろうが4割はその通り。
だけど、アクションとおっぱいが出てくる映画って疲れないでしょ。
まさに娯楽ってことで、この世知辛い世の中でどーでもいい下らない映画見て気晴らしってことが大きいのよ。

もう映画見て暗い気分になりたくない。
未だに世界滅亡とかその辺をテーマにした映画が多いような気がするんだけど、一切観たくないね。
東日本大震災で本当に色々な教訓も得たし、失望もした。
個人的には超漠然とだけど、文明の息切れを感じるよ。
今、天変地異をフルCG使って映画にする必要がどこにあるの。
そんなのは生で散々見たじゃないか。
どうすることも出来ない無力感を散々味わったじゃないか。

ほら、こうやって書いてる今もまた地震速報だよ。


■CAST&STAFF
監督・武術指導・製作総指揮 金銘(トミー・リー)
出演 楊惠珊(ヤン・ホイサン)
水野結花
王道(ワン・タオ)
倉田保昭
雲中岳
胡大為
鄭富雄(チェン・フーシェン)
田明
萬里鵬
左成志
王コ生
馬場
史亭根
脚本 林霖
音楽 黄茂山(ウォン・ムーサン)
製作 黄海
制作年度 1983
 
 
 
 
 
 
 

 
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