Contents
 
トップへ
掲示板
■レディ・ドラゴン選17  


小毒龍
The Young Avenger



びっくりくりくり♪くりっくりっ♪
って、ギャグ持ってた芸人さん、どこ行ったのかなぁ

これはまさに施思(シー・ズー)さんの瞳のクリクリっぷりにキュンキュンな一作。
パッケージでは岳華が前に来ているが、彼は後半登場の引き立て役。まぁその展開も「大酔侠」と同じか。

ヒロイン施思の造詣も「大酔侠」と似てるしな。





クリクリ度半端ない。


今回は乞食スタイルか。


呉明才(ウー・ミンサイ)と孟海(マン・ホイ)


仇討ちの旅を続けて、師兄の岳華と合流し、
宿敵・樊梅生(フォン・メイサン)を討ち果たす物語(超簡単説明)
恋的な絡みは一切無し。超ストレートな時代劇だ。


クリクリの美しさで個人的には十分楽しめるが、チャンバラシーンもさすが徐二牛先生の振り付けは激しく美しい。やたら走りながら戦うのも特徴的。施思さんはさぞかし大変だったであろう。また、カメラワークもなかなか美しい。


音楽は周福良さんだから、「必殺ドラゴン鉄の爪」(笑 この曲はいいなぁ


後半はちゃんとした身なりで登場。


扉突き破って格好良く登場・・・やや失敗(笑 ちゃんと出れてない(笑
これは普通はNGだと思うな。確かめてみてね。


仇討ちました。おしまい





施思ファンなら必見の作品だ。
監督さんは施思さんの魅力をよく理解していたようで、瞳の美しさをこれでもか!と演出。傑作武侠片「K店」(こちらも施思主演)でも素晴らしかった武術指導・徐二牛の仕事っぷりは本作でもキレキレでスピーディなチャンバラがその施思さんの美しさを一層際立つものにしている。

特に不愉快な演出も無く、格別に面白いというほどではないが
十分な良作かと。
岳華は本当に引き立てるだけですけど。


■CAST&STAFF
監督 岳楓
出演 施思(シー・ズー)
岳華
樊梅生(フォン・メイサン)
〔人冬〕林
陳燕燕
唐迪
呉明才(ウー・ミンサイ)
王清河
・森
孟海(マン・ホイ)
徐二牛
武術指導 徐二牛
脚本 葛瑞芬
胡褒
音楽 周福良
製作 邵仁枚(ランミー・ショウ)
制作年度 1972



四王一后
Supermen Against the Orient



このタイトル名は思い出深い。

今から32年前、

初めて映画館に成龍(ジャッキー・チェン)というものを観に行った「蛇鶴八拳」のパンフレット、ジャッキーのフィルモグラフィに本作が掲載されていたからである。
これね
実際に本作を観たのは今年初頭。タイトル知ってから観るまで32年か・・・
いやしかしそもそもこれには海峰公司って書いてあるぞ?海峰公司?
それって「広東小老虎」じゃなかったっけ?
で、これはショーブラだし。合作だし。

ま、と言いながら情報は既に出回っているわけだし、ジャッキー目的で観たわけでもなくてそりゃお目当ては施思(シー・ズー)さんなんだけど。




冒頭から登場する火星(マース)くん。
出番はこれだけだけど。


女スパイの施思様。
まぁあの功夫映画のヒロインってのはいつも時代劇扮装ばかりだから、施思さんに限らずカジュアルな服装ってだけで何だか新鮮なのよね。

撮影当時20歳とは思えぬ色気ですな。


いやまぁ、さすがなのか何なのかイタリア人監督だけあって美的センスに優れている感じで、バンコク・香港・台湾とそのロケーション効果は抜群。単純にこの辺だけを眺めていても面白い作品です。


いわゆる”死の五本指”「キング・ボクサー大逆転」からの抜擢でしょう、同じようにポーズ決めてみせる羅烈(ロー・リエ)。

羅烈さんにボコボコにされた主人公(笑 こりゃ全治1年だ(笑
映画だからすぐ治るけど。


女スパイだから次々と衣装替えしてくれるのが男性ファンに嬉しい。

勿論、007みたいにボンドと激しく恋に落ちたりしませんけど。


簡単に言うとマフィアの取引現場を押さえようとした警察だったが、〔人冬〕林の功夫軍団にやられて逆に捕まってしまい、それをロベルト・マルコルムが親友のサル・ボーゲスとアントニオ・カンタフォラ、さらに羅烈&施思の力も借りて、ちゃんと功夫の修行もしてスーパーマンスーツの力も借りて功夫軍団を倒し、人質奪還みたいな。


元彪(ユン・ピョウ)登場。↑
元彪は単なる手下役ながら顔が映るシーンは多く、さらにはスローモーションで跳び蹴りを披露したりと目立つ。


左端、元彪と助けに来た施思様。

施思キックを喰らう元彪(笑 なんか笑った


羅烈道場で楽しく功夫修行。


乱入してきた〔人冬〕林軍団と対決するが、彼らは奥の手に銃器を持っていた。


関係ないけどロケーションが良い。街がよく撮れてる作品だ。


スーパーマンに変身だ!銃弾は効かない!・・・効力それだけ?

意外にもスーパーガールになって楽しそうな施思様。

・・・もうこれ主役は羅烈だろ!ってぐらいにラストバトルはほとんど彼が美味しいとこを持って行きます。


地下で人質を見つけてハッピーエンド。





あのね、まず普通にきちんと丁寧に作られていて面白い映画ですよ、これ。
日本語吹替えなんか付けて出せば、もっと面白く感じるんじゃないかしら。
さすがに主演3人(イタリア人?)も芸達者でパフォーマーとして優れているなぁとも感じました。コメディとしてもちゃんと笑える作品で典型的な良い意味でのB級アクションコメディですね。
んで、そのアクション。
本作はシリーズものらしいので他は知りませんが、少なくとも本作は完全な功夫映画ですね。びっくりするぐらい功夫たっぷりでそれでいてイタリアンジョークも満載と凄い変わった取り合わせが美味くマッチしています。
クルクル衣装替えして登場する施思さんも非常に美しく撮ってもらえてます。

まぁスーパーマンって言ってたわりには空飛ぶことも出来ず、怪力にもならず、
速くもならず、それじゃあ防弾チョッキと変わらんやろってありますが。
だいたいラストバトルはほとんど羅烈さんが功夫で倒しますから。

・・・んあ、ジャッキーは?
・・・だからさぁ元々「蛇鶴八拳」パンフレット掲載の情報元はなんだったんだ?って話だよね。
いやどこか出てるんだろうし、それらしき画像を見たこともありますけどさぁ。
一応、私も目を凝らして探しましたが見つかりませんでした。
錢月笙(チェン・ユーサン)はラストバトルで見つかりました。
さらにこれを武術指導したのもジャッキーなんて情報もあってそれは違うだろうと思いますけどね。
むしろ、元彪の端役出演作と考えれば価値があるという。

差し置いて、
普通に良い作品なのでまさかの日本発売があったら買ってもいいかも。
改めて日本語字幕で観たいし。

今になってやっとやっと気づいたんだけど
四王がイタリア3人組と羅烈で
一后が施思
ってことやったんやね。全然気づかなかった。

■CAST&STAFF
監督・脚本 ビット・アルベルティーニ
出演 ロベルト・マルコルム
サル・ボーゲス
アントニオ・カンタフォラ
羅烈(ロー・リエ)
施思(シー・ズー)
〔人冬〕林
林文偉
劉慧玲
江玲
楊志卿
火星(マース)
元彪(ユン・ピョウ)
錢月笙(チェン・ユーサン)
成龍(ジャッキー・チェン)?
武術指導 成龍(ジャッキー・チェン)?違うと思うが
制作年度 1974
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
四王一后
なるこうのお店!
inserted by FC2 system