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舒淇(スー・チー)


玉蒲團二之玉女心經
SEX&禅U
ロレッタ・リー×スー・チーinSEX&禅


■お話
町の成金・西門堅(徐錦江)は生まれついての絶倫男。
4人の妻を相手にSEX三昧の日々を過ごしていた。また西門には2人の子供があり、兄の龍はバカ息子だったが、妹の柔(李麗珍)は頭もよくお転婆。男の服を着て野山をかけ回っていた。
そんなある日、柔は隣町の書生・花道と知り合い、彼の薦めで一緒の学校に入ることに。やがて柔が女だと気づいた花道は夜這いをかけるが、柔は父の命令で男を撃退する隠し武器を装備した“貞操ヨロイ”を身につけていた。 花道のペニスはズタズタになり名医・極楽上人によって“メカ・チン”を取り付けられる。
だがその直後、人間の精気を吸う女妖怪・幻姫(舒淇)が出現。極楽上人を殺し、 性の転換を自在にする奥義書“王女心経”を奪い去ってしまう。


これは嬉しいっす!
李麗珍と舒淇の夢のエロス競演!!
この

「玉蒲團シリーズ」は1−3(外伝もあったかな?)と作られておりまして、これはその第二弾。恐らく、「金瓶梅」のような原作モノなのではないかと思っております。

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のように
女とやったら精気を奪われ、はい死亡
ってパターンなんですよね。
本作はジャッキーや李小龍といった超大物スターを排出したゴールデンハーベストが製作し(お前らは日活かっ)、秘かにエロ爺さんである鄒文懐が関わっているのかはともかく、本家エロ爺さん&行き過ぎ食通で知られる蔡瀾(「料理の鉄人」によく出てました)がプロデュースし、総指揮に香港の娯楽映画デブ王こと王晶があたっているからして、バリバリの
香港式ファンタジー・エロス・アクション・コメディと化しております。
しっかし、ゴールデンハーベストも正直落ちぶれたよなぁ・・・・・・
日本の陰湿なポルノ映画とは決定的に違い、演出はもうどっから観ても功夫映画。クンフーの部分がエッチに変わりましたってだけでノリは全く同じです。


冒頭、徐錦江がいきなり笑わせてくれます。
この砂文字・・・ 実はその自慢のチ○ポで突っついて書きました。
はっはっはっはっはっはっ
その後も、男が並んで小便飛ばしや、娘に説教垂れながらテーブルの下ではフェ○○○してもらっている親父、胸やナニに手を出すと大怪我をする仕掛けの究極の貞操帯などなど、前半はとにかく「アホや、こいつらアホや」 の演出がぶっ通しで続きます。観てる俺もアホですが。

中盤からは舒淇が徐錦江の息子の嫁さんとして、どっかから突然登場し、 物語はコメディからミステリーエロスへと移行していきます。
で、上の画像は初夜の日に徐錦江が実の息子をぶん殴ってぶち殺し、舒淇を手込めにした後(展開がメチャクチャ過ぎ)。

で、実は舒淇はエッチして男の精気を奪い取る妖怪。
なんか、全然全く釈然とはしないのですが。だいたいなんでこの親父である必要があるのだ。

こっちが主演の李麗珍(ヒゲ親父の娘役)。
相良晴子さんに似てませんか?
表情どころか、素っ気ない芝居(それが良いのだが)も似ていると思います。 後半、髪を下ろしてからがとても美しい。早く下ろせっての。

次々と毒牙にかけて殺していく舒淇
舒淇姫はとにかく邪魔になったら女でも容赦ないようで、親父のたくさんいる妻たちも次々と地獄に落としていきます。
ところで、舒淇って止まった画像だとなかなか絵にならないよなー(要はブサイクになる) 動いている時はとっても可憐なんですけど。

HP方針上、ここまでが限度っす。
でもって、親父も兄も知り合いも新婚ホヤホヤの旦那も殺され、遂には李麗珍に舒淇の魔の手が・・・
(しかし、殺された後のリアクションのさっぱりしたこと。すべて。)
ラストの壮絶なレズエッチ・バトル!!長いっす!!美しいっす!!
で、李麗珍が舒淇をイカせ、スキをみて今まで頼りなかった男剣士が舒淇を剣で貫いてバトル終了。
めでたしめでたし、ハッピー・・・どこがハッピーじゃ!!
登場人物、ほとんど死んでるやないけっ!!・・・・でも、演出はサッパリと。

ああ、舒淇は小悪魔が本当によく似合います。
こんな小悪魔だったら例え後で死ぬとしても、袖触れ合うもなんとかで・・・

それはともかく、当初から予想はしていましたが、その予想を裏切ることなく 変に陰湿になったり、女がナヨナヨしたりせず、ノリはあくまで香港アクション映画方式なので、エッチどうこうに関わらす、非常に楽しめる一本ですよ。
ま、舒淇・李麗珍ファンならこれを観ずしてってとこでしょうね。

■CAST&STAFF
監督 錢文〔王奇〕(チン・マンケイ)
出演 李麗珍(ロレッタ・リー)
舒淇(スー・チー)
呉毅將
徐錦江(チョイ・ガムコン)
〔馬各〕達華
黄一飛
曾昌
方停
学健仁
曾王泉
黄一飛(ウォン・ヤッフェイ)
動作指導 林袖安
音楽 安格斯
主題曲 主唱 舒淇(スー・チー)
策劃 李兆基
制作 劉寶賢
製作 王晶(バリー・ウォン)
蔡瀾(チャイ・ラン)
制作年度 1996


李麗珍密桃成熟時
Crazy Love
ロレッタ・リーのハード・ロリータ〜禁断の果実



なんちゅうか、
まぁレビューというかなんというか、いつもどおり結論から言うと、
李麗珍のエッチ目的だけならこの映画
香港式エロチックエンターテイメント見るなら上記の「SEX&禅U」

というところでしょうか。

言わんとするところは、もうお分かりかと思いますが果てしなく軽いストーリーです。まさにどうでもいい感じ。開放的な女の子ロレッタがどこそこ構わずおっぱい出しまくり。ほんでもって元彼っぽい奴が他の巨乳女とエッチッチしてたので怒って旅に。そこで知り合った画家の卵の若者と恋に落ちてエッチッチ。でも喧嘩して別れたりいろいろあったりして。でもまた結局結ばれてエッチッチ。おしまい。
これでも脚本にはジャッキー

ゴージャス」監督の谷徳昭が関わってる。
俺でも書けそうなのに・・

あんまり関係ないけど、三級片をきっかけにのし上って日本で一躍アイドルに成長した徐若[王宣](ビビアン・スー)。彼女のその三級片「赤裸天使(天使心)」も観たことあるねんけど、もうストーリーがエゲツナイというかなんちゅうか、いきなりビビアンの彼氏がムショにいて、そこの刑務所長にカマを掘られるという観たくもないシーンがなんとオープニング。カマ掘られがトラウマになって彼氏はおかしくなり、ビビアンとエッチッチできなくなって、ビビアンが一人悶々としたうえで、浮気したりとか一人でとかしたり、よくわからんが 彼氏がトラウマから立ち直りビビアンエッチッチでおしまい。ひで〜
おまけにプロデュースしてるのはジャッキー

ドラゴン特攻隊」監督の朱延平。わけわからん。ちなみに、「赤裸天使」は徐若[王宣]が日本で人気者になっちゃったため、一時期値段が高騰したが今は容易に入手できるようになったので落ち着いている。(てか、新宿南口のどうでもいい中古ビデオ屋で480円)


ふんふんふ〜ん♪
だから李麗珍だけを見てれば非常に可愛く撮れてるので、そこが見所っす。

は〜い♪
挨拶する前に服を着なさい。HP方針上、局部等は実際に見てください。

こっちの方が落ち着かない。
日本と違うところは何だか気軽にいろんな俳優が三級片でも出てるとこ。 さすがに劉徳華が出てきたりはしないが。画像右の彼は 周潤發

「いつの日かこの愛を」でいい味出してた相棒(黄光亮)。ここではロレッタナンパして奥様に怒られる単なる道化を楽しそうに演じています。

へい!TAXI!
タクシー呼ぶ前に服着なさい。どう考えても。

変な帽子やけど便利そうやな。香港では当たり前?
この浜辺で画家の卵の若者と知り合うんだけど、思いっきり個人的気分だけど、 なんかコイツむかつく。池谷幸雄を一回り大きくしたようなゴツイ感じで全然格好よくないぞ。

え〜と、そんだけ。
深く紹介するほどでもないので今回はこの辺で。

■CAST&STAFF
監督 張肇麟
出演 李麗珍(ロレッタ・リー)
潘震偉
黄光亮
田青
成奎安(シン・フイオン)
左頌昇
霍瑞華
邵傳勇
余慕蓮
脚本 谷徳昭(ヴィンセント・クック)
張肇麟
製作 高志森(クリフトン・コウ)
制作年度 1993

衛斯理之覇王卸甲
Bury Me High



はぁ・・・・・・
なにが溜め息って、この映画じゃなくてね。レビュー書くの2回目なのこれ。 パソコンの調子が悪くてね。なんと3度目のハードディスククラッシュ起こして。もうこれは暑さだけのせいじゃないだろう、だって去年の夏だって暑かったはずだし。クラッシュするときのきっかけが必ずWindowsメディアプレイヤー起動中にそれがフリーズしてクラッシュ・・・ って流れがわかったから今はそのプレイヤーを使わないようにしてるけど、Windowsメディアプレイヤーはずっと使わないわけにはいかないからねぇ・・・はぁ・・・・ もうこのパソコン自体駄目なのかしら・・・・S×××Cのせい?こうしていつまたパソコンがクラッシュするんじゃないかと不安になりながら、レビューを書いているわけであります。

気を取り直して。
個人的に久々の徐少明監督作品。
まず、彼の監督作「少林寺・怒りの大地」を見たのは高校生ぐらいの時で正直クンフー映画に食傷している時期だったのですが、少林寺館長様に扮した徐少明と、悪役にまわってる于榮光(ユー・ロン・グァン)の素晴らしい闘いを見て、
「おお!すごいぜ!やっぱ俺って功夫大好き!」
とぼやけた頭を目覚めさせてくれたし、明らかにインディ・ジョーンズを意識した意欲作「天山回廊」では、その本家をも超え得る命懸けスタントの演出を次々と披露。さらに監督自身も大爆破からの脱出、火だるまになってバイクに乗って火薬庫に突っ込む!などなど危険すぎるスタントシーンに挑戦している。
香港映画界のインテリ、岑建勲(

五福星」のモジャよ)がその昔
ハリウッドより10/1安い制作費でハリウッド水準3/1の映画を作る
と言っていたが、「天山回廊」はまさにそのとおり。なにしろ見てて、
面白い映画を作ってやるぜッ!
という作り手の気合がガンガン伝わってくるんだよね。そこが気持ちいい。
さてそんな彼の作品ということで期待も大きいのですが、同じ衛斯理シリーズを扱った周潤發(チョウ・ユンファ)出演の「セブンスカース」という作品が つまんなかったというのありましてさてさてさて・・・・・・


錢嘉樂(チン・ガーロッ)
彼がその衛斯理(まぁ冒険家でしょうな)を演じています。ちなみに彼のお兄さんである錢小豪(チン・シュウホウ)は「セブンスカース」で衛斯理の弟である原振侠を演じてたりします。もちっと若いときはジャッキー映画とかサモハン映画で数々のスタント・端役・助演をこなしています。身が軽くてスピーディな彼の腕前はもちろん一流で、ジャッキーからも
ガーロちゃん、これやってよ
って感じでよくスタントを頼まれたに決まってます。たぶん。
メキメキ頭角ボンの後は監督までするようになり、岡村隆史主演

「無問題2」は彼の監督作品です。
本作でも当然、吹き抜け2Fから側転で飛び降りてノーカットでアクションを続ける等など、スタント及びクンフーをバリバリこなしています。個人的には

酔拳U」のジャッキー友人役が好きだな。

胡慧中(シベール・フー)。
うーん・・・・・ お肌の曲がり角であっさり敗退している感じがします。
この辺の美貌管理は日本の女優さんの方が上かな。好き嫌いの問題でなく。香港の女優さんは年取って綺麗になってる人が少なく感じるなぁ。もちろん例外もあって、張艾嘉とかきれいやなぁと思いましたけど。なんか、日本だとだいたい女優さんって
「デビューポッチャリ→あかぬけスッキリ」という流れなんだけど、香港だと
デビュー個人個人→起きぬけ顔むくみ」みたいな流れが多いなぁ・・・・・・ 彼女の個人的ピークは「大福星」やな。西脇美智子との戦いは格好よかった。ちなみに今回は彼女、残念ながらあんまりアクションしません。

徐少明?(左)
で、この小デブゴンが徐少明です。しかしさにあらず(使い方これでいいのか?)、活躍ぶりは本家デブゴン何言うものぞ、

功夫出来ますやってます。腕前はひけを取りませぬ。そしてさらに、

吹き抜け2Fから落下してます。
このシーン、確かにワンカットでなくツーカットで撮ってはいますが、落ちてるのはご本人で、どっちにしたって硬い床に落ちているわけで、落ち方を間違えれば頭打ったりしてマジ死にます。
自分で監督して、脚本書いて、殺陣考えて、出演して、アクションもこなして・・・ ジャッキーと一緒じゃん!!
決してハンサムだったりはしませんが、やっぱり彼は凄い。

元華(ユン・ワー)あなたの悪役、慣れました。
怖くないのよね〜全然。だっていっつも芸風同じなんだもん。個人的に彼のベストアクトは

ポリス・ストーリー3」のパンサー役。あれだけは格好よかった。他は同じだよなぁ

タイム・ソルジャーズ」「スウォーズマン」「香港魔界大戦」・・・ まぁ

イースタン・コンドル」はちょっと違うんだけど(面白いけど)。貴重な七小福メンバーの一人として更なる新境地を開くべく頑張ってほしいところ。

こっちもちょっとふっくら李賽鳳(ムーン・リー)
さてさてさて。
ふっくらとは言ったものの、今回の個人的ポイントは実は徐少明ではなく(こんだけ書いといて)彼女! だって凄いんだもん彼女のサービス精神っぷりが。アクションだけじゃなくて。だからレディー・ドラゴン選に書いているわけです。うぬぬ、女性で一番ジャッキーに近づいた人じゃないかなぁ。多少ふっくらしても楊紫瓊よりずっと可愛いしなぁ。

シャロン・ストーンもびっくりの脚線美(大袈裟すぎ)
このへんこのへん。つまり、彼女今回アクションだけでなくその美貌とボディでもどんどんサービスしているわけであります。これはジャッキーにはもちろん不可能なこと。彼女の特権! ここでは純情なガーロちゃんをおみ足で挑発します(大嘘)。

優香もびっくりの大きさだ!(言いすぎ)
なかなか貴重な大きく胸の開いたドレス姿。そういや、

霊幻道士」でも大きさをアピールしてたがすっかり忘れてた。
うむ。
童顔で巨乳で格闘も出来る・・・・・・
なぜ日本でブレイクしなかったのだ?

やはり入ってきた作品が問題だったのだろうか?
彼女出演の日本で劇場公開作は

プロテクター」「天空の剣」「チャンピオン鷹」「霊幻道士」・・・こんなもんか。数は他の香港女優さんに比べたら十分多いのだが、どれもアクションはしてないのか、なるほど。
まぁちゃんと日本でも認識されていたら、メジャー人気とは言えなくとも、例えば女子プロレスファンとかに大受けしそうな感じだったのだが。


いかにも徐少明らしいスペクタクルでスケールの大きいシーン。
お話はややこしいので詳しく書きませんが(面倒なので)、クライマックスになるほど過激さは増していきます!

すげーぜ小デブゴン
ここでは爆破する吊り橋からジャンプして川に飛び込み水泳までをワンカットで撮ってます。どうだねサモハンくん。しかししかし、もっと凄いことやってる人がいます。

本当にジャッキーのようにひょいひょい登ってく李賽鳳たま。
んだが、せっかく登った監視塔は手榴弾でぼかーん!

きゃーっ!!

痛い痛い痛い!!

痛かったな〜可哀想にな〜ほんまにな〜(本人かどうかわからんけど本人と思うけど) この娘、やたら「高い所からジャンプしかも爆破つき」が多いのよ。 「天使行動2」でもアクション監督のスタンリー・トンに無茶言われて、めっちゃ高い所からダイブしてました。もちろん爆破つき。どうだねジャッキーくん

間髪いれず(いれろよ)に戦いに参加!
なんかもうちょっと休んでもいいような気がするんだが、そのままクンフー決戦! しかしやはりジャッキー、サモハンとかと実際に修行を積んだユン・ワーは強く、

腹蹴られるわ

叩きつけられるわ

痛い痛い痛い!!

痛かったな〜可哀想にな〜ほん・・・って
あなたむしろオーガズム求めてませんか?
もしかしてあなた真性の・・・・・・
こりゃ現旦那さんも大変だ(李賽鳳さんすいません)。


暗いぞぉ!なんで昼間に撮らんのだぁ!!
ハッピーなラストシーンではビキニまで披露!果てしなきサービス精神!
彼女の映画に対する気合に最大なる拍手を送りたい私であります。

総評としては「天山回廊」と比べると、スケールは若干劣るかもしれませんが、やはり満足。ぜひ、徐少明他作品もちょこちょこ集めていきたいところ。 そして、李賽鳳が世界的なアクション映画に出演しなかったこと惜しみつつ、 彼女の今後の幸せを祈ったり。

■CAST&STAFF
監督・原案・製作 徐少明(ツイ・シャオミン)
出演 李賽鳳(ムーン・リー)
錢嘉樂(チン・ガー・ロッ)
徐少明(ツイ・シャオミン)
元華(ユン・ワー)
胡慧中(シベール・フー)
元奎(ユン・ケイ)
秦沛(ポール・チュン)
曹榮
曾江(ケネス・ツァン)
徐寶鳳
劉子蔚
呉杭生
劉祟峯
動作設計 徐少明(ツイ・シャオミン)
曹榮
脚本 徐少明(ツイ・シャオミン)
薛家華
張華標
脚本顧問 倪匡(イ・クオン)
製作 何冠昌(レナード・ホー)
制作年度 1991


007/Tommorow Never Dies
トゥモロー・ネバー・ダイ



007と言えば・・・
ショーン・コネリー
ロジャー・ムーア
ティモシー・ダルトン
ピアース・ブロスナン
ジョージ・レーゼンビー!?
と答える人によって様々。そして答えによって世代が伺い知れます。
そしてこれはブロスナン・ボンドの一作。
楊紫瓊がヒロインということでこっちに書いてみました。
(金欠なのでTV放映にあっさり頼ったりなんかしてます。いらなくなった香港とかアクションものビデオください。甘いか)

昔から好きっすよー007。
ところで昔はこれ「ぜろぜろせぶん」って言ってたよねぇ・・・今は
「だぶるおーせぶん」って言ってるけど・・・色気づいちゃって。
個人的に007シリーズのベストは

「007/オクトパシー」これ。
勿論、ちょうど何にも知らない子供の時に観たのでなおさら・・・ってのもあるんやけど。だから僕にとって「007と言えばロジャー・ムーアです。」
オープニングのセスナ機チェイスからサーカスからリヤカーから、特に列車の上で飛んだり跳ねたりはまだジャッキー映画でやってなかったので驚いたなぁ。それから

「ネバーセイ・ネバーアゲイン」「美しき獲物たち」と観てたけど、 だんだんつまらなく感じてきて(たぶん香港映画の影響)、劇場には行かなくなってしまった。今はもっぱらテレビ。

そういや(ネタが無いんで思い切り話そらし)
香港映画以外で好きな映画といえば
「北野武映画」・・・デビュー作からシビれた。この頃はちょっとアレなので

「DOLLS」に期待。
「宮崎駿映画」・・・日本人の定番。
「寅さん」・・・日本人の定番。
「刑事コロンボ」・・・古畑も復活して欲しいのだが。
「チャップリン」・・・映画そのものの定番。
「たまにクロサワ」・・・どれ観ても未だに必ず驚きがあるのが凄い。
そして「たまに007」ってところか。
うむ、実に凡庸。やっぱ俺凡人。まぁいいか。逆に苦手・嫌いなのは
「ホラー映画」
「恋愛映画」
「ハリウッド・コメディ」
「ディズニー・アニメ」

「タイタニック」とかも観てみたけど終わった瞬間「俺の人生3時間返せ」って感じ。やっぱだめ。も一つ不思議なのは「ハリウッド・コメディ」で例えば

「ポリス・アカデミー」とか、最近のあれ・・・・・・何だっけ?・・・・忘れたやつとか

「ツインズ」とか全然ダメ。笑えん。
何が不思議っていわゆる

「奥さまは魔女」とか「ファミリータイズ」とかああいう アメリカTVドラマコメディは好き。TVでやってたら思わず見続けてしまう。たぶんあの笑い屋さんと一緒になって雰囲気を楽しむのがいいのかな。この前も不覚に大笑いしてしまった。(日本の笑ってないのにスタッフの笑い声を入れるのにはウンザリだが)

ええと・・・・007ね、本題は。
格好良いじゃないすかブロスナン。今時タキシードで決められるってのが良いやね。
ただねーあれよ。
こんなにも危機的状況を共にしてたら例え相手がブサイクでも
そりゃーそれなりに愛着湧くでしょうよ
。ね。それでもってこんな格好よかったら女性としては
もしかしたら人生最後に出会うハンサム君かもしれん
って思うでしょうよ。許すでしょうよ。しかし、
何の危機も無く平穏な状態で彼に会ったらどうか?
・・・・・・うーん・・・・なんかやっぱり・・・・・・・許すような・・・・・・・
ああ・・・一度でええからこんなええ男になって女を次々と泣かしてみたい。 「泣かした女は数知れず」・・・か。
俺の場合、
笑かした女は数知れず」・・・だな。
さらにHPは誰に見られてるかわからんから、今日も知らないあの子がわっはっは!・・・かもな。
ふっふっふっはっはっはっ!!・・・・・・はぁ・・・・・(半ばヤケ)

え、ええと・・・007ね。
今更ながら知らないけれども「001,002,003,008」この辺の奴っていないの? あれ?「オクトパシー」に009がいたような殺されたような・・・?
いい加減、他の番号も活躍しろよとか、とにかく突っ込みどころも確かに満載なんだよな。顔見られまくってるのに今更「秘密諜報部員」もないでしょうにとか思うし。
本作はテンポが早く(絶対香港映画テンポ使ってる)、その辺の 「そうですかぁ??」 って疑問を挟む前に次のシーン次のシーンとポンポンでなかなか心地が良い。リモコン車も面白かったし、まぁある程度は「どうやって倒すんだろう?」って興味も湧いた。そして、「007がエッチしない」

一回だけあったがあっさりとこなし、楊紫瓊さんとはキスぐらいでまぁまぁ。

「なんでアタシがボンドガールいちゃいちゃなんてしなきゃならないのよ」
「こんなノロノロした007よりアタシの方が強いじゃないのさ」
まぁこの辺のエピソードは有名ですよね。
んで、クンフーなシーンは一回だけちょっとだけ(カットされたか知らないが)。 本人としては消化不良だったでしょうなぁ・・・・・・

それにしてもね。
後半で悪役のジョナサン・プライスがクンフーの真似事しといて自分で
バカらしい・・・・・・
とほざきやがるんだけど(ああ腹が立つ!!)、なんかこのシーンにさぁ
ハリウッドの本音
がどうも覗えるような気がしてならないのね。なんか
アチョーなんて下らんが今は売れるからやってるだけ
っていうね。ああムカツク。アメリカ嫌い。団結しようぜアジア。

全く総評になってないんだけど、なんか「小粒」になったなって感じ。
まぁまぁ面白いような気もするけどスケールが小さく感じる。あと悪役がイマイチだよね。あれだったらビリー・チョウの方がよっぽどいい。昔はハロルド坂田、リチャード・キールと凄いのいたよねぇ。

ってなことで、楊紫瓊主演
レディー007 vs チャーリーズ・エンジェルの野望
をお願いします。監督ウォシャウスキー兄弟で。

■CAST&STAFF
監督 ロジャー・スポティスウッド
出演 ピアース・ブロスナン
楊紫瓊(ミシェール・ヨー)
ジョナサン・プライス
テリー・ハッチャー
リッキー・ジェイ
ゲッツ・オットー
脚本 ブルース・フィアスタイン
音楽 デビッド・アーノルド
撮影 ロバート・エルスウィット
製作 マイケル・G・ウィルソン
バーバラ・ブロッコリ
制作年度 1997


玻璃之城
City of Glass
玻璃の城



香港で大ヒットしたラブ・ストーリー。
何でも監督さんらが大学時代に過ごしたキャンパス(ホールの取り壊しがあったそうです)の思い出を 残したいということで、作られたそうです。
物語がいきなり黎明(レオン・ライ)舒淇(スー・チー)カップルが事故死するとこ から始まるので、結構面食らいましたが(無茶苦茶な展開続いて炸裂かと思った)、深く考えずに意外に楽しめた作品でありました。

始めから連れ合いになるべくしてなってく黎明(レオン・ライ)&舒淇(スー・チー)よりも、その2人の歴史を追っていく最初はいがみ合ってた2人呉彦祖(ダニエル・ウー)&張 [火炎木]悦 (ニコラ・チェン)の恋の経緯の方が数倍面白かったです。個人的にもいわゆる「シチュエーション萌え」になりますけれども。
特に張 [火炎木]悦が冒頭のアーパーギャルな感じから、呉彦祖を意識してかどうか、だんだん可愛らしくなっていくんですよね。この女優さん初見だったので映画の始まりと終わりでは印象も随分違うものになってました。
呉彦祖の方も

ジェネックス・コップ」の悪役しか知らなかったので、全く違う印象に驚きました(でもこっちが得意みたいね)。

ホールからガラス越しに
「どの女が好みか?」
を呉彦祖カップルがやって、最終的に張 [火炎木]悦を外に立たせて
「君だ」
なんて茶番は日本のドラマでやるとなまじ日本語なだけに
さぶ
ってなるのですが、不思議と外国語になるとOKだったりするんですよね。
なんでや。 ただ、この2人結婚しちゃったら異兄妹結婚にならないのかな?

ですから舒淇主観で見ればあまり・・・だなというか映えてないです。学生時代の舒淇なんかはかなり可愛いですけれどね。何十年経った設定になっても「舒淇が全然老けてない」ってのは良しとしてます。敢えて

「岸和田少年愚連隊」でもナイナイが中学生演じてたりしてましたし(全然違うやん)。

うむ・・・
舒淇が何故嫌われ気味か?
理由を考えてみたりする。
・生意気だ
・出過ぎだ
・お金第一だ
・飽きた
・三級片出身だ
なんだか「出る杭は打たれる」って感じもするんですね。
個人的には彼女のあっけらかんとした性格は大好きなのですが。改めて言いますが彼女が「のし上がった」ことに関して私は本当に尊敬しております。 だって、誰からも「色眼鏡」で見られてさぁ・・・ちょっとやそっとの神経の太さじゃ乗り切れないですよ、ほんとに。それでも三級片出身を変に隠しもしないで堂々とたくましく生き、自分の人生プランをブチ上げて突き進む・・・ 素晴らしいじゃありませんか。彼女が

グリーン・デスティニー」の出演を断ったからこそ、章子怡(チャン・ツー・イー)の世界進出があるわけですよ(全く関係ないフォロー入れてどうすんだ) しおらしい女性なんて後には
「時折見せる異常な冷たさ」が残るだけ
だって。経験からものを言うけど。
ただし、ちょっと正直に言うと・・・・・・俺も飽き気味?ってところあります。申し訳ないが(個人的に惠英紅(ベティ・ウェイ)がブレイクしたのもデカい)。

ま、ともかく。
谷徳昭(ヴィンセント・クック)がよかった。
ジャッキー

ゴージャス」の監督さんです。しかしなんで香港は裏方さんがこんなに芝居が良い人多いんでしょうね。曾志偉(エリック・ツァン)、徐克(ツイ・ハーク)、黎小田(マイケル・ライ)・・・ 果ては羅維(ロー・ウェイ)まで!
確かに難しい芝居しているわけではありませんが谷徳昭なんかはこの映画のホッとさせる部分を 担っていて、「少しおかしく、目立ちすぎず」の良い味な芝居が絶妙です(言い過ぎたか)。これが曾志偉だとちょっと「濃すぎ」になる傾向があったりして、

醤油ちょちょっと入れるつもりがどろソースじゃばっと入れてしまった状態」 に映画がなったりします。

それにしても張婉〔女亭〕(メイベル・チャン)監督、羅啓鋭(アレックス・ロー)脚本の コンビはいつも「時間のゆったり流れる映画」を作りますよね。冒頭こそ早いですが、香港映画らしくない独特のスローテンポがこのコンビ作にはあります。スローテンポで映画にずっと惹き付けさせる・・・ってのは難しいでしょう。今回は個人的にはギリギリ成功・・・かなぐらいです。

ラブストーリー。
個人的にはほとんど観ません。
日本だったらよっぽど好きな女優(いた場合)さんが出てるドラマとか、第一回ぐらい観るときはありますが、大抵ついていけず途中でリタイアしてます。 ハリウッドはもっとやばい。
自ら進んで劇場に行くことは有り得ませんが、付き合いで行かされると
スリーピング・モンキー・睡拳」炸裂!です。
関係ないけど「ハリー・ポッター」も私の睡拳炸裂!しました。つまんね
ダメなんですよ実は「剣と魔法の世界(西洋)」って。 あんな重そうな剣、のろのろと振ってちゃいかん。やっぱ剣は軽くしなって素早くないと。(ああ勝手)

■CAST&STAFF
監督 張婉〔女亭〕(メイベル・チャン)
出演 黎明(レオン・ライ)
舒淇(スー・チー)
呉彦祖(ダニエル・ウー)
張 [火炎木]悦(ニコラ・チェン)
谷徳昭(ヴィンセント・クック)
陳奕迅
任葆琳
金燕玲
張同祖(ジョセフ・チェン・ツン・ジョ)
脚本・製作 羅啓鋭(アレックス・ロー)
製作総指揮 鄒文懐(レイモンド・チョウ)
大里洋吉
制作年度 1998


天使心/赤裸天使
Angel Heart
ビビアン・スー “ヌードの天使”シリーズ ビビアン・スーの桃色天使



非常に文章書きにくいそうな題材に敢えてチャレンジ(ネタ掘りなんだけど)。ムリに取り上げなくてもいいんだけども。

本作は徐若[王宣](ビビアン・スー)が売れなかった頃に台湾で出演した三級片。
日本でもよくあるパターンだが、本作の総監督を朱延平(チュ・イェンピン)が やっていたりとなかなか気合いは入っている気もする。(朱延平監督作品は

ドラゴン特攻隊」「カンフーキッド」「炎の大捜査線」「異域」等々、他にもたくさんの監督作があり、台湾娯楽映画の巨匠)
ただ、あくまで総監督(上から見てただけっぽい)なので作品の出来は彼に期待するモノではなかった。(いや、期待なんかしてなかったですけど)

お話
いきなりビビアンの彼氏がムショにいて、そこの刑務所長にカマを掘られるという観たくもないシーンがなんとオープニング。カマ掘られがトラウマになって彼氏はおかしくなり、ビビアンとエッチッチできなくなって、ビビアンが一人悶々としたうえで、浮気したりとか一人でとかしたりアイドルスカウトされたり、よくわからんが彼氏がトラウマから立ち直りビビアンエッチッチでおしまい。

つーか「李麗珍蜜桃成熟時」からのコピペですまぬ。
冒頭がカマ掘られなので、
「この後もこんなえげつないシーンが続くのか?」
と思ったけど、そうでもない。
ビビアンの彼氏だけはその後も何だかえげつないというか、
「一人で勝手に苦しんでろ」 という感じだけれども、他は若干爽やか目。
ビビアンのキャラが大きいのかな。

トラウマでビビアンとエッチできないくせにこいつ、何故か他の女とはいたしたりなんかしたりする。ビビアン悶々。ってか、ビビアンさっさと別れろ。君が一番被害者だ。ってか、カマ掘られの気持ちなんて知ったことか。

アイドルとしてスカウト
ってか、男の下心だけだろ。
ってか、アイドルとして売れなかったから出てるのにアイドルとしてスカウトされるのが皮肉

「お色気アイドル的売り出し映画としては悪くないかもな」
とも思った。たださー男優が格好悪いんだよね、これ。その辺がビビアン可哀想。ビビアン自体は演技も迫真なものから明るく演じるところまで上手に演じ気味。「とりあえず女の子の方が度胸あるわ」 ってのがありありと理解できる。
どうしても所詮・・・な映画だし、作品のクオリティは「もうちょっとどうにかなっただろう」 と思ってみても、どうにも出来ないもんなんだろうなって感じがしてあまり責められない。
ただ、ビビアンなら暗めのより「徐若[王宣]蜜桃成熟時」なんてのがよかったけど。実際バネにして今は売れっ子なんだし、これでいいのか。「SEX&禅U」なんて三級片でもなかなか面白い映画もあるだけに、その当時でしか出来なかった映画としては残念なところ。

■CAST&STAFF
監督・脚本・音楽 傳立(フー・リー)
出演 徐若[王宣](ビビアン・スー)
江國斌
顧寶明
周禹侯
周考穎
彭小蘭
策劃・総監督 朱延平(チュ・イェンピン)
製作 許〔王凧〕容
製作総指揮 呉敦
制作年度 1995


壞女孩
Why Why Tell Me Why




梅艶芳(アニタ・ムイ)デビュー当時のもの。
なんと100円!で入手。
ちょこっとフィルモグラフィー調べてる限りでは見つからないですねー、これ。 ほとんどデビュー作辺りだと思うんだけど。

爽やかコメディ青春恋愛モノっぽいんだけど、もちろん香港柄独特の味があるからこれがそんなにも悪くはない。知ってる顔もクンフー映画じゃないだけに、アクション俳優さんが普通の役でちょいちょい顔を出すのが結構面白い。陳友が相手役を務めるのだが彼の代表作「一屋兩妻」(これもアニタ姉さんと共演)を私は見ていないので、イマイチ彼への印象は薄い。本作で濃くしておくか。

冒頭は陳友の生い立ちから始まって(麻雀がトラウマらしい)、青年になってビーチで友人らとアニタ姉さん一行をナンパするところからスタート。あっさり振られて相手にもされない陳友。典型的な流れやな〜
まだおぼこい感じのアニタ姉さん、しかしながら妖艶な魅力もうっすらと醸し出してたりして、たまらない人にはたまらないんだろうなとか思ったりする。

で、アニタ姉さんの方は麻雀好き。
何故か

ポリス・ストーリー/香港国際警察」で眼鏡割られてたおっちゃんが登場し麻雀参戦! ・・いや、だからなに?って言われても何も無いんだけど。

陳友はアニタ姉さんと剣道練習デートで親しくなるプロジェクト画策→でも失敗。姉さんは剣道強かった。逃げ回る陳友、そういうアンタもバック転とか身軽だ。
帰りはアニタ姉さんが車飛ばしたのでポリに追われる羽目に(何で飛ばしたのよ)。軽いカーアクションになったりします。その車は陳友の知人・李家鼎(リー・カー・ティン)夫婦のものでまたごちゃごちゃと。何とかポリから逃げおおせた2人。やっぱ共同で危機を乗り越えると愛って錯覚するものね。なんだか良い雰囲気に。アニタ姉さんのまだまだポッピーだった曲に乗せて恋愛が進行します。

友人役の李家鼎が良い味出してました。
結構、表情の微妙な変化とか味があったしコメディ演技、イケてます。彼のアクションは皆まで言うなですが、こっちもハマッてますよ。盧冠廷(ローウェル・ロー)タイプ(なんじゃそりゃ)の良い役者さんでもあるんですな。

その後は一気に書くべきところもツッコミどころも無くなって正直つまんない展開なのですが。まぁ陳友は麻雀嫌い克服すべく、麻雀先生のところで修行。だが最終的にはうまくいかず。
なんだかんだあってアニタ姉さんが怪我して、怪我を乗り越えて結婚して一緒に雀荘開いてハッピーエンド。

単なるアニタ姉さんのアイドル的紹介映画・・・でしかやっぱない。
アイドル映画ならアイドル映画で別に構わないのだが、今度はアニタ姉さん自身のプライドとかキャラクターとかが邪魔してしまって、本人が全く弾けていないし他のギャルはみんな水着になってるのに本人はならなかったり吹っ切れてないのが辛い
タイトルに「壊女核」(壊れる女)とあるように、別に陳友なんかとの濃厚なラブシーンを見せろと言ってる訳ではなくて、
キャラキャラキャラ! と弾けたアニタ姉さんが見たかったものなのだが・・・・100円で四の五の言うなって。
そこに来ると、「ポリス・ストーリー/香港国際警察」で

初々しい張曼玉のおきゃんな魅力を ちゃんと開花させ、実際

奇蹟/ミラクル」でアニタ姉さんを吹っ切れさせたジャッキーの演出家としての腕も再評価したくなってきた。

余談で、このビデオに入ってた他映画の予告編で張艾嘉が出てたのだが、

これまで見たことないぐらい可愛かった! (これが一番言いたかったりする) 岑建勲主演の「大小不良」という映画みたいなのだが・・・・ちょと欲しい。

■CAST&STAFF
監督 蕭嘉榮
出演 梅艶芳(アニタ・ムイ)
陳友(アンソニー・チェン)
黎彼得
胡楓(ウー・ファン)
蔡凱麟
左燕翔
李家鼎(リー・カー・ティン)
鄭富雄(チェン・フー・シェン)
上山安娜
慮大衛
呉麗珠
曹査理
司馬燕
胡渭康
麥徳和
駿雄
焦雄
秦煌
關朝聡
動作指導 梁小熊
脚本 大榮編劇組
音楽 ケ少林
製作 ケ光榮(アラン・タン)
製作総指揮 ケ光宙(ローバー・タン)
制作年度 1986


有時跳舞
The Island Tales
異邦人たち



だから難しいんだよなぁ〜こういうの感想書くの。
結構良かったんだけど。明確に「ここがよかった悪かった」って書くのは難しいなぁ。相変わらず文章構成力のヘタレ加減にへこみ気味な今日この頃。 ちなみにこれはTVで見ただけです。

相変わらずの桃井かおり節が今回英語なのが新鮮か。
さすが、監督さんたっての希望出演あって存在感は群を抜いている。香港映画なのに、大沢たかおがストーリーテラーを日本語で担当してるのも特筆。 なぜ日本語?

お話(超要約)

どこの国なのかわからないよな無人島的島にとりあえず療養でフラッとしてる日本人ブン屋(大沢たかお)。現実逃避しに来た香港のスターさん。アメリカからフラフラと来た(ミッシェル・リー)と桃井かおり。何でかわからんがとにかくフラフラ来てた(スー・チー)。元から島にいたっぽい人たち。これらは様々な思いを抱えては島をフラフラしていた。
そんな時、大流行の伝染病の発生源がこの当島だというのがわかり、島はこれらの人々を残したまま封鎖。フラフラやって来てた人達は、いつ来るかわからない死を目前に深夜パーティを開いた・・・

面白かった方なんだけど、何回も観てだんだんと理解していく映画っぽいのに1回観れば満腹でその気は失せる。なぜか?
それは、うーん・・・この監督さん。
独特のカメラアングル、カット割りは目を見張るモノがあるのだが、こういう風なアングルで2時間続くと正直疲れだけが残る。ポイント、ポイントに絞ってアングルテクニック使えばいいのに、
全編通してベターッと使っちゃうから単純にそれを追うこちらの目が疲れちゃうのよね・・・ えっ?俺が年?
この辺は「香港だな〜」ってやっぱり思う。
後、ちょとセリフが多すぎ。もちっと抑えると「観てる側の想像で補う部分」も楽しくなるのに、
「私が思うに・・・」
と全部語ってしまってる
のは「楽しみ」を取られてる気になるので、私はあまり。

前半は桃井かおりが物語の道しるべ、大沢たかおの語り部が補足・・
・という感じなんだけどゲスト出演の桃井さんが前半で出番終了なので、後半道しるべのいなくなった物語にどうも締まりが無いんだよな。
第一、語り部担当の人が 「島が伝染病に冒されている」 ことを一番最後に知ったりするし(君が最初に知ってないと誰が語るのよ)。逆にいないことで後半は「やんごとなきかな雰囲気」 を出そうとしたのはわかるんだけど、冗長な表現としてしか取りがたい。そこに加えて独特のカメラアングルは後半だと目が疲れてるってのもあって、ちょっと・・・

各出演陣としては、日本側からの桃井さん大沢さんは非常に良かったげ。 んだけど、香港側がなぁ・・・何回も言ってるけどそのままじゃ面白くないんだって。冒険しなきゃ。李嘉欣と舒淇のキャラを逆にしろって。
ほらみろ、舒淇はまだしも李嘉欣への感想が
「美人やなぁ・・・・・・・・・以上」
になってしまってる。勿論、冒険が大失敗に終わる可能性もあるけど演技見る前から演技予想できたら全然面白くないよ。
とはいえ、確かに舒淇って他女優さんに比べたら作品に恵まれてるよなぁ・・・
■CAST&STAFF
監督 關錦鵬(スタンリー・クワン)
出演 舒淇(スー・チー)
李嘉欣(ミッシェル・リー)
大沢たかお
桃井かおり
張智霖(ジュリアン・チャン)
脚本 魏紹恩(ジミー・ガイ)
製作 河井真也
附田斉子
制作年度 2000


雷霆戰警
China Strike Force
SPY_N


あのジャッキーでさえも、
「唐李禮監督!?・・・ガクガクブルブルガクブルガクブル・・・」
と恐れおののき震え上がってしまう
(9割嘘です)唐李禮監督渾身の一作。 倒置法にて総評言うと、
なんとかジャッキー抜きでジャッキー以上のものを撮ってやるっ!
って気概は十分伝わって来た作品でした。

で、
あぁ・・・
この背中と私が友達ならば、
「彼の映画に出るだと!?止めとけ止めとけ!殺されるぅ〜!」

って間違いなく言ってました。クランク前にニュースで聞いた時からそう思いましたもん。他なら良いんですよ。例えば、常盤貴子

「もういちど逢いたくて」なんてヌルイ映画なら なんも言いやしません。お好きにどうぞ。アクション映画だとしても他の監督ならなんも言いやしません。しかしだな、
唐李禮監督はやばいだろ!!

実はJリーグ横浜FCのスポンサー様だったりする。
個人名でJリーグでスポンサーやったのは中田英寿、引田天功そして藤原紀香様なのだ。スポンサー様として早速試合に応援に行ったところ、確か4、5点ぐらい取られて負けてしまったりして・・・
いやいやいやそんな事はどうでもいいな。
唐李禮監督だよ、唐李禮監督。

唐李禮監督の主な功績
・ジャッキーを空中飛んでるヘリに飛びつかせた
・走ってる最中の列車の上に「バイクで飛び乗れ!」と女性の楊紫瓊(ミシェール・ヨー)にやらせた
・ジャッキーにありったけの酒ビンをぶつけてみた
・ジャッキーをビルからビルへ飛ばせてみた
・ジャッキーをホバークラフトで轢いてみた
・ジャッキーにスノーモービルをぶつけてみた
・ジャッキーを極寒の氷の湖に叩き落としてみた
(愛着込めてですから細かい事言わないでね)
しかし、改めて並べると凄いな。

これらのシーンを全部紀香様に見せた後、もし彼女が「それでもやるわ!」 なんて言ったら、彼女の根性は筋金どころではない、筋ダイヤだ。

アクション映画っていったら

「キャッツアイ」(ルイ姉さん役)だけでしょ。ま、あれはアクション映画というよりアクションもある映画だしさぁ、とにかくいきなり唐李禮監督ってのは高校サッカー部の子がいきなりセリエAの試合に出るみたいな感じよ。徐々にやれよ、徐々に。


盧惠光(ロー・ワイ・コン)は出てくると予想してた
彼もスクリーンに登場したのは

「ポリス・ストーリー2」が最初じゃないのかしら。

惜しげもなくお色気をどんどん披露の紀香様。
紀香クンフーも披露だ!

ネクタイにつかまってぶら下がって危ない危ない!ほらね!!
だから言ったでしょ!唐李禮監督だぞって!

郭富城(アーロン・クォック)がほんとは主演です。
日本での宣伝が「紀香主演!」と強調していたが、実際はこっち。ただねー全くもって個人的にはあんまり魅力を感じないのよね、この人に。いい人だってのは知ってるけど、それとこれとは別モンだし。だんだん寺脇康文に似てきた気もするし王様のブランチだし(ほっとけ)。

王力宏(ワン・リーホン)。
本業は歌手。って、郭富城も元々本業は歌手。なぜ素直にアクション俳優を使わないんだー!! ってかいないのか?若いのには。

この辺で先に難を言うと、お話はしょぼいです。しょぼいというか全然感情移入できないす。
紀香様がセリフに困ったから。なんて理由だけでは全然ないです。クライマックス手前の王力宏涙のシーンとかも そこに至るまでの表現が薄すぎるのでアクセントにもなってません。厳しいこと言うがアクションの間のCM程度。 それだけにアクションが無かったりしたらこの映画めちゃめちゃキツイのは確かに。でもアクションが凄いからね。

俺、ラップ聞かないので知らないのよクーリオ
なんかプロフィールとか読むと有名なのよね?このラッパー。
ちなみに俺、この映画観る前に

ラッシュアワー2」流してたんだよねぇ・・・ 監督、クリス・タッカー皮肉ったな
簡単に言えばこいつ、悪クリス・タッカーです。いやね、善役だったらいいんだけどこのケース見て初めてわかったけど、
ベチャベチャ喋りまくる悪役なんてうるさいだけ
やっぱあんま、悪役って喋らなくていいわ。こいつうるさいんだよな〜

思わず笑ってしまう、カウンタックvsF3カー in 公道
この辺の発想が監督らしいんだよなぁ。だいたいF3カーなんて素人に走らせられるのかね? いや実際走ってるんだけど、しかも公道で。それと、唐李禮監督ってジャッキーと同じく クルマ好きみたいね。毎回、色んな車が登場します。彼の発想はまだまだ止まらず、

おいおいおい! トレーラーの下走っちゃってるよ!
無茶するよなぁ。


やっぱり大きく褒めざるを得ない
だってさ、
スタイル抜群(アジア人としては超抜群)
色気もたっぷり
アクションやります
根性も抜群
なんて色々揃った女優さんなんてなかなかいないよ。どれか抜けるよ。特にアジア人ならまずスタイルがなかなか追いつかないでしょう。確かに紀香様はお芝居がちょっとアレかもしれないけど他は完璧に近いよ。別にこれからアクション女優としてやっていくとは思えないんだけどやらないだろうけど、 だからして「〜親善大使」とか「レセプション出席が仕事」とか、なんか最近、叶姉妹に芸風が近づいてるのは悲しいな。女優でいてほしいところ。
メジャーな人って(男で言えば木村拓哉とか)、どうしてもこっちが気恥ずかしかったり、「妬み」もあったりして素直に評価しない場合が多いけれども、俺はそんなのイヤ。


今回はわりかし格好いいかも秦沛(ポール・チュン)
でも、例によって予想通りの彼得意の展開だったな。

どういう発想しとるんだ、君は
クルマ吊り下がったままヘリが飛ぶ!ワルが逃げる!
吊り下がったクルマに紀香がアーロンが飛びつく!
そのままビルの屋上へ!
いいかい、これがね。これがね、
ほとんど生でやろうって発想がどうなっとるんだと言いたいの

ハリウッドならこんなの全部CG使うでしょ、それなら大した発想ではない。 だけど生でやるかね、これを。(いや感嘆尊敬してるんですよ)

紀香様大ピンチ! 今助けるぞ!待ってろ紀香!!
・・・ってそんな度胸、俺にあるんか?(ないない)
なんちゅうかジャッキーでも断りそうなスタント。いやもちろん、ワイヤー付けてますよ。でもねー。

さらに格闘させてるよ!
このシーン、ちょっとだけじゃないんですよね〜たっぷりある
その辺が実に監督らしい。

唐李禮監督は厳しいな、この先。
ドラマを撮るのはそんなに得意じゃない。ゆえに一作撮ってるとはいえ、ハリウッドに ご厄介になるのも監督としては今後難しいかもしれない。監督になれたとしても、今回のような映画を果たしてハリウッドで作れるだろうか? そこが一番厳しい。たぶん無理
で、その生スタントアクション演出を彼から取っちゃったらやっぱり厳しく、ハリウッドっぽくやるなら徐克や呉字森には及ばない(あくまで今は)。
「じゃー香港で。」 と言いたいところだが、香港映画は今大不況。お金もたくさんかかるアクション映画をそう簡単には撮れないっぽい。困った困った。やっぱジャッキーともっぺん組むか? まだまだ若い監督だからこれからの成長振りに期待したいところ。

ええと、紀香好きはそりゃ必見。
後の皆さんはあくまでアクションに注目してみてれば楽しめると思います。

■CAST&STAFF
監督 唐李禮(スタンリー・トン)
出演 郭富城(アーロン・クォック)
藤原紀香
王力宏(ワン・リーホン)
クーリオ
マーク・ダカスコス
林心如(ルビー・リン)
秦沛(ポール・チュン)
盧惠光(ロー・ワイ・コン)
劉兆銘
元振
樓學賢(ジャクソン・ルー)
動作指導 唐李禮(スタンリー・トン)
薛春偉
脚本 唐李禮(スタンリー・トン)
スティーブン・ホワイトニー
製作 唐李禮(スタンリー・トン)
麥禮安
董韻詩(バービー・タン)
アンドレ・E・モーガン
制作年度 2000
 
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