私と香港映画の関わり(年齢ばれちゃうけど)

「ドランク・モンキー・酔拳」「蛇鶴八拳」

 小学2年生。
この頃はとにかく車が好きで、ミニカーをたくさん持っていた。関係ないけどミニカーって大人になってもいいよね。
父に連れられて「ジャンクマン」というカーアクション映画を観に行ったりもしている。
その秋、TV放映でまたカーアクション映画を観る。当時だいたい21:00頃寝てしまうのが常だったが、
好きな映画を放映する時だけは、両親も起きていることを許してくれた。
それなりに面白かった気がするが、この映画の内容・タイトルは覚えていない。そして次週の予告編・・・
そこに映し出されたものは自分の小さい頭の範囲では考えられない世界だった。
ものすごく早いスピードで棍棒を突き出す人、そしてそれをものすごい素早さでかわす人・・・・・・
「なんだこれは〜!?」

『次週放送!ドランク・モンキー・酔拳』

それから一週間、魔法にかかったように言っていた言葉、
はっきりと定かでないが確かにこのような事を僕は言っていた。
「次は酔拳、次は酔拳、次は酔拳!」
幸いだったのは母も興味を示してくれたこと。
「絶対寝ないぞ!」
と心に決めてたのはよく覚えてる。


始まる「酔拳」。
まだ当然カンフーもクンフーも知らないながらジャッキーという人間の動きに驚愕し興奮し、
石丸博也がさらに盛り上げるコメディ要素に子供らしく素直に大笑い。

「ジャッキー!ジャッキー!ジャッキー!」
これこそまさに「興奮冷めやらぬ」だ。
迷惑そうな友人も引っ張って「ジャッキー!ジャッキー!」は果てしなく続いた・・・


そして初めて大スクリーンで観るジャッキー、それが「蛇鶴八拳」。
(ここに至るまでの間に、恐らく他のジャッキー映画は観れなかったと思う。)

「やるっきゃない!みるっきゃない!ジャッキー・チェンの蛇鶴八拳!」
という広川太一郎先生のナレーション付き予告編を土曜日朝の「映画ダイジェスト」で何度も見る。

ワクワクワクワク・・・をよそに、とにかく暗〜い感じで始まる。しゅびっしゅびっしゅびっ
ってそれは同時上映「龍の忍者」。この時の印象はとにかく画面が暗い。
冒頭の竹馬合戦にびっくりはするものの、後は正直退屈でしょうがない。そして退屈は長く感じるもの。
(いずれ「龍の忍者」も結構面白い映画だとは理解するわけだが)

バッ!
そんな擬音がなぜかピッタリだと思う「蛇鶴八拳」のオープニング。真っ赤っかがバッ!
大スクリーンに一気に明るさが戻る。さっそくジャッキーが棒術演舞。
「はじまったはじまった・・・」
超興奮していたのはやはり三省拳士(?)との格闘!
三本の槍がジャッキーの体を貫かんとばかりに次々と襲いかかる!紙一重でかわすジャッキー!
「三本同時だ!!」
!!
どうするどうするジャッキー!
それさえもまさに危機一髪でかわすジャッキー。おお!?おお!!おお!!!・・・・・・・・・・・・

この2本の映画で僕の人生で大きな意味を持つ要素が1つ決定するそれは「香港映画」・・・・・・・


それからも「ジャッキーの映画、クンフー映画は観る」という姿勢は一つも変わらなかった。
それどころか香港コメディの「Mr.Boo!!シリーズ」、もちろんブルース・リー、果ては「望郷ボートピープル」から
チョウ・ユンファに至るまで、成長するに連れ観る幅は広がっていった。小さな思い出はたくさんある。

「ジャッキー・チェンの秘竜拳」
冒頭で演舞してる人がジャッキーじゃない!それどころか出てきたジャッキーは主役じゃなくて途中で死ぬ!
これは小さい頃ショックだったなぁ・・・

「水晶拳」「ドラゴン・カンフー・龍虎八拳」「香港の竜・酔八拳」などなど、あまたのバッタもん。
しかしそれぞれインパクトに残るシーンがあり、今でも心に残っている。

「燃えよデブゴン2、3」
子供には理解できないような、えげつない主人公。そして悪役たち。
残虐描写に免疫のない僕は、チュン・ファットが敵の目をむしったり、鉄球で殴り殺したりすることに
戦慄を覚え、「こ、これは監督のせいだ・・・」と勝手に悟り、以降
「監督 カール・マック」
って表示にビクついてた記憶がある。
そして「燃えよデブゴン6」放映時も、「残虐シーンがあるんじゃないか」と怖がりながら観ていた記憶がある。


「酔拳U」

時は流れ、やがてみんな「ジャッキー・チェンから卒業」していく。
いろいろと他のものに興味を示し、単純に映画にしても観るジャンルやスターは変わっていく。
だが自分だけは変わらない。しかしまわりに香港映画ファンは数少ない。
好きだと言われても、「ジャッキー、デブゴンと名前は出せてもユン・ピョウは出てこない」程度のもの。

実はこの辺の「香港映画知ってるやつ、知らないやつ」を題材にしたコントを撮ったことがある。
タイトルは「初対面」。
さっき友達になったばかりの2人。やがて会話は香港映画へ。
同類を見つけたとばかりに香港映画を熱く語る男(これをやってるのが俺)、
全く着いていけないが何とか知ったかぶりで逃げ切ろうとする男のショートコントです。
そういや続編まであったよ。

それはともかく、小さい頃一緒に楽しんでいた仲間は去り、
ジャッキーが十数年ぶりに作ったクンフー映画「酔拳U」もたった一人で見に行くことに。

物語の中盤、突如オカマになって戦うジャッキー扮する酔っぱらいの黄飛鴻。
その技を母役であるアニタ・ムイが答える前に、僕ははっきりと心の中で先に答えた。
「ほーしんくう(何仙姑)」と。

ジャッキー本人がどれほどの意味を込めて、このシーンに前作「ドランク・モンキー・酔拳」へのオマージュを
捧げたか知らないが、このシーンを観てるときほどあの時の感動が甦って来たことはない。
あの時とは勿論、「ドランク・モンキー・酔拳」「蛇鶴八拳」を観た幼いあの時である。


その後も、孤独な香港映画好きは何一つとして変わらなかった。
強制でもなんでもない。孤独が嫌なら止めればいいのだ。バカにされて哀しい思いをするぐらいなら止めればいいのだ。
でも「好き」という感情は理屈ではない。
それは「机」を「つくえ」と読むのと同じようなモノ。別に「机」を「いす」と呼んだっていいはずだ。
しかし誰が決めたか「机」は「つくえ」。とにかく「つくえ」なのだ。

もちろん他にも好きなモノはある。ここのHPリンクを見ればその一端が垣間見れるだろう。

日が経ち、大人になったことで鑑賞することに対し、やや斜になったかも知れない、ひねくれたかもしれない。
ただ、「物事を正面からまず見る。それから横や後ろを見る。」
これさえ忘れなければ、それは「より多角的に香港映画を楽しめるようになった」とポジティブに捉えられるはずだ。

インターネットの普及により、HPを開設し、日に日に驚いているのは「こんなにいたんだ!」ってこと。
それにオンラインショップの登場により、以前は入手しにくい作品を飛躍的に簡単に手に出来るようになった。
むしろ、陽の目をみるのはこれからだ。

今となっては、ここまで20数年ずっと好きであるということに、
そしてこれからも貴重な人生の時間を香港映画に捧げていくことを誇りに思いたい。

成こ家班映画金馬賞

当HPで紹介した香港映画を集めて個人的に賞を決めようというそれだけのコーナー。
受賞作品及び受賞者には別になにもありません(そりゃそうだ)。
なんだかんだ理由付けて色々と書きたいだけなのよね、俺って。

最佳劇情片・・・最優秀作品
最佳導演 ・・・最優秀監督
最佳男主角・・・最優秀主演俳優
最佳女主角・・・最優秀主演女優
最佳男配角・・・最優秀助演俳優
最佳女配角・・・最優秀助演女優
最佳動作設計・・最優秀武術指導
最佳名勝負・・・最優秀功夫対決
最佳音樂 ・・・最優秀音楽(パクリ否パクリに関わらず)
最佳馬鹿 ・・・最優秀バカ作品
最佳駄作 ・・・最優秀駄作
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2003年上半期成こ家班映画金馬賞


受賞 受賞作品・受賞者 ノミネート作品・俳優
最佳劇情片 「少林寺」 「少林寺」 「少林サッカー」が今年上半期の最佳劇情片と私も疑っていなかったのですが、私の功夫熱に邪魔されてしまいました。自身の興奮したレベルを考えればこっちの方が断然上なため、反して本作を最優秀に選びました。とにかく功夫迷であればあるほどたまらない映画です

「少林サッカー」
香港映画史に残る極上の娯楽映画。こちらは万人に「観てない人は借りに走れ!」と断言できる傑作です。
「上海ブルース」 息苦しい時代を舞台にしているにも関わらず元気と楽しさを分け与えてくれる映画。登場人物の日常生活が自身の生活とオーバーラップして共感を呼びますね。
「刺馬」 熱い!
この映画を一言で表せばこんな感じ。「漢」と書いて「おとこ」と読むみたいな熱い男のストーリーが存分に楽しめます。男受けする映画ですね。
「三少爺的劍」 オールスター武侠片にしてストーリーもサクサク進んで大ざっぱに見てるだけでも非常に楽しい作品。
  ■次点
今年から復刻ショーブラが入り始めたために「大醉侠」「香港ノクターン」「嵐を呼ぶドラゴン」「愛奴」などの傑作が漏れてしまいました。その他にも二束三文ゲットな「大武士與小〔金票〕客」「英雄有涙」「不死身の鉄腕28房」「Killer of Snake, Fox of Shaolin」での非常にお買い得な佳作・珍作も実はお薦めしてみたい作品でもあります。
最佳導演 「少林サッカー」
周星馳(チャウ・シンチー)
「少林サッカー」
周星馳(チャウ・シンチー)
執行導演どうのといった問題は置いておきまして、このハリウッドの一流アクション映画と比べても何ら遜色の無い映画を作り上げたことにただただ尊敬申し上げるばかりでございます。
「刺馬」
張徹(チャン・ツェー)
自らの世界観をバッチリ示した!というかな。「漢」の熱い世界を描ききったその作品全体の統一感が爽快さを感じさせてくれました。
「大醉侠」
胡金銓(キン・フー)
気乗りじゃなくてもこれだけのものが撮れるんかい。って感じですが、とにかく歴史的なエポック作品なので外せませんね。
「楚留香之二蝙蝠傳奇」
楚原監督
複雑怪奇な冒険絵巻でも、そして字幕が無くとも「多少の英語さえわかれば理解できる」作品にしっかりまとめていた脚本収束の手腕を高く評価したいです。
最佳男主角 「三少爺的劍」
爾冬陞(イー・トンシン)
「三少爺的劍」
爾冬陞(イー・トンシン)
圧倒的な強さこそ流石に表現し切れていませんが、弱冠18歳にしてこれだけ素晴らしい英雄像を演じて魅せたことを評価して最優秀です。
「刺馬」
狄龍(ティ・ロン)
男の野望がやがて狂気と変わっていく様、それを自覚しながら暴走を止められない心の葛藤と台詞だけではなく表情も非常に重視して演じきった素晴らしさに感動しました。
「英雄有涙」
凌雲
これはキャラクター一辺倒なのですが、寡黙で超強くて格好良い凌雲さんのキャラクターに惹かれました。
  ■次点
「上海ブルース」鍾鎮濤(ケニー・ビー)や「少林サッカー」周星馳(チャウ・シンチー)が選ばれておりませんが、個人的には強く印象を残したという点でインパクトが足りなかったです。「大武士與小〔金票〕客」陳星(チン・セイ)や「鐵扇公主」岳華の孫悟空役も見物でしたね。
最佳女主角 「上海ブルース」
張艾嘉(シルビア・チャン)
「上海ブルース」
張艾嘉(シルビア・チャン)
迷うことなく。自身の好みを差し引いても本作での彼女の演技はまさに女優としての集大成であり、その集大成はめちゃくちゃ魅力的でした。
「北京原人の逆襲」
伊芙蓮嘉(エブリン・クラフト)
惜しい!
「上海ブルース」がなかったら文句無しこれだったのですが。セクシーシーンもたっぷりに木登りや裸足ランニングなどなど肉体労働的にもめちゃくちゃ頑張っていた彼女の頑張りに脱帽です。ルックスも白人タレントに意外とありがちな中途半端な肉体ではなく、美人だしスタイル抜群のグラマーで文句無しでしたね。
「香港ノクターン」
鄭佩佩(チェン・ペイペイ)
何莉莉(リリー・ホー)
秦萍
結局、日常を取り入れたお芝居こそが「喜怒哀楽」以上の演技をたくさん求められますので、それらをちゃんとこなした上で見てて楽しい歌や踊りもたくさん披露してくれた美女3姉妹に拍手です。
「愛奴」
何莉莉(リリー・ホー)
何だかこの作品に対する「面白くしてやるぞ!」って気概が感じられるんですよね。脚本に惚れたんじゃないでしょうか(全くの推測です)。まぁこのような映画ながらリリーさんのセクシーシーンはほぼ皆無なのは残念ですが。
  ■次点
まさか「大醉侠」ぺいぺいたんが次点になるとは!でも正直な気持ちランキングなのでしょうがない。
最佳男配角 「少林サッカー」
黄一飛(ウォン・ヤッフェイ
「少林サッカー」
黄一飛(ウォン・ヤッフェイ)
呉孟達(ン・マンタ)
田啓文(ティン・カイマン)
キャラも文句無しにバッチリ立っている本作で私が選んだのはこの御三人です。特に黄一飛さんの悲哀と悲哀すぎて笑いな演技は涙も笑いも同時に誘いましたね。呉孟達さんと同様に周星馳とのコンビも面白かったです。
「少林寺」
郭振鋒(フィリップ・コク)
団体映画ですので彼も主演のようなものなのですが、前半での修行が苦しいながらも明るく楽しい雰囲気には彼の爽やか演技の功績も非常に大きいと思います。
「三少爺的劍」
樊梅生(フォン・メイサン)
樊梅生さん、すいません。レビューでは受賞とか言っておきながら候補止まりになっちゃいました。本作で一番感動する場面の主役はあなたに間違いないです。
  ■次点
「少林寺」山茅(サン・マオ)や「愛奴」の岳華も結構良かったです。田青さんは「刺馬」「上海ブルース」両作で全くキャラの違う助演をこなしていて面白いですね。
最佳女配角 「少林サッカー」
趙薇(ヴィッキー・チャオ)
「少林サッカー」
趙薇(ヴィッキー・チャオ)
というか、周星馳の彼女の使い方が俺の心を掴んだよって感じで。凄いことなってるヴィッキーたんが最後にはお釈迦様のように綺麗になっちゃって(坊主だから)
「キス・オブ・ザ・ドラゴン」
ブリジット・フォンダ
売春組織の元締めに娘を軟禁状態にされて、自身はシャブ漬けにされて娼婦やらされてるという超悲劇的立場を演じているにも関わらず、ただただ悲劇のヒロインではなくてコケティッシュさが全く失われていない点を凄く評価しました。
「Killer of Snake, Fox of Shaolin」
莫蕩霞
自身の好みのみなんだが、やっぱ非常に気になりましたので。
  ■次点
「英雄有涙」龍君兒(ロン・ジェンエール) さんは可愛かったですね〜 「Dragon Fury」徐楓(シー・ファン)さんもなかなかむずむずさせてくれます。
最佳動作設計 「少林寺」
謝興
陳信一
「少林寺」
謝興
陳信一
これは下記の袁和平系統と比較して非常に迷いましたが1976年という製作年度でとりあえず「これ以上のものはないだろう」ということで最優秀にしました。「功夫とは?」に対する答えに忠実な功夫アクションをバシバシ決めてくれます。
「神腿鐵扇功」
袁和平(ユアン・ウーピン)
徐蝦
アクロバティックさを求めるこちらの殺陣の方がレベルは「少林寺」より上です。ただしこちらは高レベル功夫映画全盛に入る1977年ということで、「これ以上のものもあるだろう」ということで候補止まりにしました。とはいっても、アクションの素晴らしさは本作後のジャッキー「スネーキー・モンキー・蛇拳」よりもある意味凄いのではないかと思っております。
「南北醉拳」
元奎(ユン・ケイ)
袁振威
袁信義(ユアン・シュンイー)
錢月笙(チェン・ユーサン)
袁家班絶好調時の作品であり、さらに「ドランク・モンキー・酔拳」の続編でもあるということで披露するアクションは素晴らしく、黄正利、袁信義、元奎がは勿論、林瑛おばさんも素晴らしい足技と剣術を披露してくれました。
「キス・オブ・ザ・ドラゴン」
元奎(ユン・ケイ)
李連杰(ジェット・リー)がいなければ何も始まらないのですが、ワイヤーワークを出来るだけ排除し久々にリアルファイトしてくれて非常に興奮を呼び起こしてくれました。ジャッキー映画的シチュエーションの乱戦も格好良さ抜群です。
「英雄有涙」
蘇真平(スー・ツェンピン)
次点に近いのですが、昨今のワイヤーワークとも楚原作品や韓英傑に見られるトランポリンを多用したジャンピングとも違う独自のワイヤーワークを駆使したアクションが結構目を見張ります。
最佳名勝負 「刺馬」
狄龍(ティ・ロン)vs姜大衛(デビッド・チャン)
「刺馬」
狄龍(ティ・ロン)vs姜大衛(デビッド・チャン)
男と男が振り上げる拳と拳、砕ける骨の音、声にならない叫び・・・ 殺陣のレベルなんてものを超えて対決というものを、ここまでエモーショナルなものにしたことに感動です。
「少林寺」
郭振鋒(フィリップ・コク)vs鹿峯(ルー・フェン)
どうやって勝つの?
レビューに書いたとおり周りを大勢の槍兵に囲まれ、双剣を縦横無尽に振り回す鹿峯相手に郭振鋒が対抗できるのは身軽さだけ。さてさて・・・
「神腿鐵扇功」
劉忠良(ジョン・リウ)、葉飛揚vs黄正利(ホアン・チョンリー)
ただただハイテク功夫を堪能するといった感じですね。
「SPY_N」
郭富城(アーロン・クォック)、藤原紀香vsクーリオ
殺陣どうのではなく超高層ビル屋上辺りのガラス板の上で戦えっ!ってシチュエーションを評価しました。まさか紀香さんの名前がこんなとこに入るとは思っていませんでしたが、実に唐李禮監督らしいドキドキ対決でしたね。
最佳音樂 「少林サッカー」
黄英華
「少林サッカー」
黄英華
オープニングからもうメインテーマとアニメロールでググググッ!と功夫迷なら惹き付けられますよね。このメインテーマ聞いたらいつでも元気になれそうな気がします。
「香港ノクターン」
服部良一
惜しい!
こちらも「少林サッカー」が無かったら・・・です。ミュージカルですから覚えて唄いたくなる曲もたくさんありました。たまに口ずさみますよ。
「英雄有涙」
黄茂山
これには参った。
とにかく劇中にメインテーマが何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も・・・・・・ 候補に上げるしかないよ。頭にこびりついてるもん。
「刺馬」
陳永煌
オープニングテーマが好き。
最佳馬鹿 「不死身の鉄腕28房」 「不死身の鉄腕28房」 迷い無し。
もう詳しくはレビューを読んでください。
「Dragon Fury」 全てシリアスに進行しているのだが、あらましを考えてみると実に馬鹿な展開なのである。
「ハイリスク」 王晶作品の王道。全部がごった煮。
最佳駄作 「フィスト・オブ・フューリー 〜復活!ドラゴン怒りの鉄拳〜」 「フィスト・オブ・フューリー 〜復活!ドラゴン怒りの鉄拳〜」 なんか思い出すだけで腹が立つ。李小龍で稼ぐ人にはほんとうんざり。
「太極八蚊」 これだけの出演陣集めてるのにダラダラな演出で退屈を呼ぶ実に残念な作品。
「ザ・ワン」 つまらん。見所は李連杰(ジェット・リー)の英会話。
「黄飛鴻四大弟子」 冗長してつまらん。

■2003年上半期に紹介した映画
少林寺
少林サッカー
上海ブルース
刺馬
三少爺的劍
香港ノクターン
大醉侠
嵐を呼ぶドラゴン
キス・オブ・ザ・ドラゴン
愛奴
北京原人の逆襲
鐵扇公主
楚留香之二蝙蝠傳奇
大武士與小〔金票〕客
SPY_N
不死身の鉄腕28房
南北醉拳
英雄有涙
神腿鐵扇功
天下第一
ロミオ・マスト・ダイ
ハイリスク
Killer of Snake, Fox of Shaolin
ザ・ワン
佛山贊先生
ドランク・マスター・酒仙拳
Dragon Fury
小老虎
太極八蚊
伊賀忍法帖
キョンシーグーニーズ
黄飛鴻四大弟子
フィスト・オブ・フューリー 〜復活!ドラゴン怒りの鉄拳〜
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2002年成こ家班映画金馬賞


受賞 受賞作品・受賞者 ノミネート作品・俳優
最佳劇情片 「ミッドナイト・エンジェル暴力の掟」 「ミッドナイト・エンジェル暴力の掟」 他に例のない香港映画で極めて特筆ということもありますが、非
常に不安定な思春期の少年少女をここまで残酷にそして正直に描いている点で高く評価し最優秀作品にしました。
この受賞は私以外では有り得ないに近いでしょうね。

「激突!キング・オブ・カンフー」
単純なお話を単純に感動させているだけではありますが、心動かされたという点でやはり評価しました。
「欲望の翼」 よくわかりません(笑)こういったものは初めて観たという点で評価しました。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」 古装片ブームを呼び起こしたこの作品の評価は高くして然るべきでしょう。
最佳導演 「欲望の翼」
王家衛(ウォン・カーウァイ)
「欲望の翼」
王家衛(ウォン・カーウァイ)
よくわからない自分の中にあるものを、よくわからないものとしてそのまま具現化したにも関わらず、それがアートであり映画であったことを高く評価して最優秀監督に選びました。
「ミッドナイト・エンジェル暴力の掟」
徐克(ツイ・ハーク)
ギラギラした心のナイフをそのまま観客に突きつけた彼の演出は凄かったと思います。
最佳男主角 「十萬火急」
劉青雲(ラウ・チン・ワン)
「十萬火急」
劉青雲(ラウ・チン・ワン)
観る前と観た後では彼の印象が余りにも大きくなっているということで、最優秀主演に選びました。この映画を観て彼を嫌いになる人はいないと言っても過言でないでしょう。
「決戦!炎の料理人 金玉満堂」
張國榮(レスリー・チェン)
異様なハイテンション世界で異様なオーラで堂々と立ち迫る彼の演技そして幅の広さに脱帽しました。

「戦国水滸伝/嵐を呼ぶ必殺剣」
王羽(ジミー・ウォング)
武侠のヒーローとは何ぞや?を見事に格好良く表現して見せた典型的な例でしょう。
「野獣たちの掟」
狄龍(ティ・ロン)
最初から最後まで出ずっぱりの映画では彼の演技こそが全てと言っても構いません。様々な表情をたくさん見せてくれ終わるまで彼の演技で退屈することはありませんでした。
最佳女主角 「欲望の翼」
張曼玉(マギー・チャン)
「欲望の翼」
張曼玉(マギー・チャン)
おきゃんから見事脱却したその演技していない演技では彼女の素の部分が非常に魅力的でした。新しい面でも十分すぎるほど素晴らしい魅力を開花させて見せたということで最優秀主演女優です。
「ミッドナイト・エンジェル暴力の掟」
林珍奇
揺れる思春期の少女の実は甘くない心を鮮烈に演じて、観客を戦慄させたことを評価しました。
「舞拳」
茅瑛(アンジェラ・マオ)
女の色気が全然無い役にも関わらず、功夫になると女の魅力で立ち向かうというその独創性と演じきった彼女を評価しました。
「ロレッタ・リーのハード・ロリータ〜禁断の果実」
李麗珍(ロレッタ・リー)
とにかく度胸を評価しました。
最佳男配角 「激突!キング・オブ・カンフー」
倉田保昭
「激突!キング・オブ・カンフー」
倉田保昭
愛弟子と戦わなければいけない悲しみ苦しみと挑戦者としての不屈な態度をとらなければいけない役柄を見事格好良く演じてくれました。さらに素晴らしいアクションも含め最優秀助演男優賞です。
「ミッドナイト・エンジェル暴力の掟」
羅烈(ロー・リエ)
単なる功夫スターで終わらない彼の渋い演技が非常に良かったと思います。

「ゴーストパワーを持つ少女」
羅鋭(アレクサンダー・ルー)
全く迷い無い吹っ切れた演技が非常に気持ちよく、豪快な極道ながら気弱な女の子を応援していくよき兄貴としての演技はすこぶる好感です。
最佳女配角 「衛斯理之覇王卸甲」 
李賽鳳(ムーン・リー)
「衛斯理之覇王卸甲」
李賽鳳(ムーン・リー)
李賽鳳(ムーン・リー) スタントでの大怪我から復帰後の映画にも関わらず、バリバリスタントに挑戦、功夫もガンガン披露、お色気も惜しみなく披露の大サービス。その勇気と度胸に深く感銘し最優秀助演女優賞に選びます。
「山中傳奇」
張艾嘉(シルビア・チャン)
可憐だから。
「玻璃の城」
張 [火炎木]悦(ニコラ・チェン)
彼女も冒頭と終わりにかけてのイメージが全く違うものになっている、違うものにさせたということで非常に高く評価しています。
最佳動作設計 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」
袁祥仁        
袁信義(ユアン・シュン・イー)
劉家榮(リュー・チャー・ヨン)
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」
袁祥仁        
袁信義(ユアン・シュン・イー)
劉家榮(リュー・チャー・ヨン)
李連杰(ジェット・リー)という至宝+ワイヤーアクションそしてラストでは納屋小屋を使った立体的なアクションの構築と、新しいタイプのアクションを生み出したことを高く評価し最優秀動作設計に選びました。
「十八般武藝」
劉家良(リュー・カーリャン)
武芸の基本を踏まえた力強いアクション+アクロバティック性がうまく加わって、素晴らしく職人芸な殺陣を構築しました。
「激突!キング・オブ・カンフー」
袁祥仁
袁振洋
袁信義(ユアン・シュンイー)
袁日初(サイモン・ユアンJr.)
特に倉田保昭の日本武道をどっしり踏まえた重い足腰から繰り出される力強い蹴り+功夫+袁家班らしいアクロバティックさということで評価しました。
最佳名勝負 「十八般武藝」 
劉家良(リュー・カーリャン)vs劉家榮(リュー・チャー・ヨン)
「十八般武藝」
劉家良(リュー・カーリャン)vs劉家榮(リュー・チャー・ヨン)
劉家良(リュー・カーリャン)vs劉家榮(リュー・チャー・ヨン) 極めた者同志のぶつかり合い、そして実の兄弟対決。息のあった功夫職人の技の素晴らしさから功夫の神髄まで悟らせるような素晴らしい戦いで、長さとしても功夫マニアなら納得でしょう。最優秀名勝負です。
「激突!キング・オブ・カンフー」
梁家仁(リャン・カー・リャン)vs倉田保昭
戦うしか残されていなかった師匠と弟子というシチュエーション、その中での壮絶な戦いは目を見張るものでした。
「天使行動」
李賽鳳(ムーン・リー)vs大島由加里
過去に見たことないほど壮絶な女性同士の功夫対決。特に李賽鳳の頑張りようは他の名対決を押しのけました。最優秀へ後一歩。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」
李連杰(ジェット・リー)vs任世官(ニン・シークァン)
納屋小屋を三次元的に駆使したバトル+ワイヤーアクション+李連杰の中国武術ということで非常に素晴らしかったですが、任世官にはもちっと頑張って欲しかったところ。
最佳音樂 「悪漢探偵2」
泰廸羅賓(テディ・ロビン)
「悪漢探偵2」
泰廸羅賓(テディ・ロビン)
 
「フライング・バトル」
傳立(フー・リー)
 
「野獣たちの掟」
盧冠廷(ローウェル・ロー)
 
最佳馬鹿 「大英雄」 「大英雄」 オールスターのアクション喜劇で必要以上に頑張る豪華キャストのアホアホ演技に脱帽!最優秀でしょう。
「少林ブラザース」 突然クローンを誕生させてしまう展開もバカですが、戦う際の効果音がまた特別にバカで大量に敵が出てきたら機関車が走り出す音とか、シンバルで叩いているのに銃発砲の音とか滅茶苦茶でうるさいです。
「フライング・バトル」 こちらも「大英雄」とほぼ同じ意見ですが、「大英雄」の方がスターが多いためノミネート止まりです。
最佳駄作 「ブルース・リー/恐怖の鉄拳 死の香り」 「ブルース・リー/恐怖の鉄拳 死の香り」 単純に一番腹が立った。李小龍はただ一人だ。
「達磨鐵指功」 こっちは諦め気味。金正蘭を見れたのが救い。
「城市判官」 暗い復讐があるだけ。

■2002年に紹介した映画
「ミッドナイト・エンジェル暴力の掟」 「激突!キング・オブ・カンフー」 「欲望の翼」 「悪漢探偵2」 「決戦!炎の料理人 金玉満堂」
「十萬火急」 「山中傳奇」 「フライング・バトル」 「衛斯理之覇王卸甲」 「大英雄」 「爛頭何」 「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ 烈火風雲」
「天使行動」 「戦国水滸伝/嵐を呼ぶ必殺剣」 「舞拳」 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明」 「十八般武藝」
「ドラゴンキッド・少女戦士'88」 「天使行動2火鳳狂龍」 「野獣たちの掟」 「クラッシュ・エンジェルズ 失われたダイヤモンド」
「風流残劍血無痕」 「ドラゴンキョンシー」  「截拳奪命斬」 「手足情深」 「ブラッドブラザース/男たちの誓い」 「玻璃の城」
「倭寇掃討作戦 忍者外伝」 「Mr.ノーボディ」 「新桃太郎」 「ゴーストパワーを持つ少女」 「炎のマーシャルアーツ」 「少林寺破戒大師伝説」
「魔界天使」 「九龍の狼」 「水滸伝」 「少林ブラザース」 「天と地」 「里見八犬伝」 「ドラゴン少林拳」 「夏日情人」
「ロレッタ・リーのハード・ロリータ〜禁断の果実」 「愛と銃弾の掟」 「GO・KI・GEN/白バイ野郎ヒゲ&デブ」 「異邦人たち」
「風よさらば 天若有情U」 「三十六迷形拳」 「激突!殺人拳」 「ミラクルカンフー阿修羅」 「老虎急星」 「風拳鬼手への道」
「天使心/赤裸天使」 「慾女」 「伊賀忍法帖 百地三太夫」 「アーメン・オーメン・カンフーメン」 「少林寺VS霊幻道士」 「壊女核」
「少林寺秘伝拳」 「ファイナルファイト/最後の一撃」 「ブルース・リー/恐怖の鉄拳 死の香り」 「達磨鐵指功」 「城市判官」
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2001年成こ家班映画金馬賞


受賞 受賞作品・受賞者 ノミネート作品・俳優
最佳劇情片 「ジェネックス・コップ」 「ジェネックス・コップ」 若手を起用したことも含め新鮮な演出のスマートさ、 そしてたたみかけるアクションと緊張感の持続。 脇を固めるキャストの見事な演技。 それらを含めて最優秀作品にしました。
「Who am I?」 ジャッキー最後の(?)超絶アクション映画ということで、 ラストの滑り降りにしてもファイトにしてもすこぶる頑張っていた点を評価しました。 とにかく大サービスした映画と言えるでしょう。
「グリーン・デスティニー」 新しい中国映画の在り方を見せてくれたような温故知新、 古きを経て新しきを作ったことに感銘しました。
最佳導演 「グリーン・デスティニー」
李安(アン・リー)
「グリーン・デスティニー」
李安(アン・リー)
やはりアメリカでこういった映画をウケさせた功績はでかい。 これからの期待も含め、最優秀監督に選びました。
「ジェネックス・コップ」
陳木勝(ベニー・チャン)
新機軸のお洒落なアクション映画を提示したので。
最佳男主角 「モダンタイム・キッド/滑稽時代」
石天(ディーン・セキ)
「モダンタイム・キッド/滑稽時代」
石天(ディーン・セキ)
石天さんの魅力がいかんなく発揮されていて四六時中頑張っている姿は笑いを超えて感動すらも呼び起こしました。今回の作品中では堂々最優秀主演を選びます。
「霊幻道士」
林正英(ラム・チェンイン)
格好良くて厳しくてお茶目な道士様を見事に演じて当たり役を手に入れた林正英さんを大きく評価しました。
「ファイヤー・ドラゴン」
李國豪(ブランドン・リー)
これを一目見て、やはり「スター性は十分ある」と確信できたし凄く将来性が楽しみになったのは事実です。故人になってしまったことが本当に残念でなりません。
最佳女主角 「グリーン・デスティニー」
章子怡(チャン・ツィイー)
「グリーン・デスティニー」
章子怡(チャン・ツィイー)
出で立ちだけで「オーラ、演技力」をたっぷり醸し出して、さらに素晴らしいアクションもこなしてくれましたし、ラブシーンにも挑戦しております。期待も込めて、文句無し最優秀主演女優に選びました。
「グリーン・デスティニー」
楊紫瓊(ミシェール・ヨー)
アクション女優からの脱皮・・・ではなくアクション女優と性格女優の共存を計ろうとしている彼女の凄さを高く評価し、またそれもなし得掛けていることから選びました。
「キラー・エンジェル〜戦慄の天使たち」
李賽鳳(ムーン・リー)
敢えてアクション女優の道を選び、堂々と戦い抜いた彼女の姿勢を高く評価しました。
「蛇猫鶴混形拳」
恬〔女丑〕(ティアン・ニウ)
最初から最後まで男装した少女を演じきった演技力及びその演技のはつらつさとアクションを評価しました。
最佳男配角 「ジェネックス・コップ」
呉鎮宇(フランシス・ン)
「ジェネックス・コップ」
呉鎮宇(フランシス・ン)
登場から数分でグッと惹き付けてしまったこと、一回観ただけで彼の演技を初めて観たにも関わらず、「彼の出番が少ない」と嘆いた自分がいたことに驚き、すなおに尊敬申し上げたく思い最優秀助演男優です。
「ジェネックス・コップ」
曾志偉(エリック・ツァン)
若手刑事を使ってキレキレの捜査をするてんかん持ちのベテラン刑事役は、彼の今までコメディアクターな枠を取っ払ってくれました。呉鎮宇同様、非常に評価しております。
「ドラゴン・カンフー・龍虎八拳」
〔上下〕薩伐(カサノバ・ウォン)
惜しみなく自分の持ち味である足技を披露しまくった彼の武芸の腕前及び悪役としてのインパクトの強さを評価しました。
「ファイヤー・ドラゴン」
孟海(マン・ホイ)
いわゆる美味しい役どころのサポート役が、一見気弱そうにも見える彼にピッタリでした。
「赤脚小子」
狄龍(ティ・ロン)
中年の恋、威厳、怒り、悲しみを演じ切った上、死に際のアクションはもの凄い迫力がありました。
最佳女配角 「霊幻道士」
王小鳳(ポーリン・ウォン)
「霊幻道士」
王小鳳(ポーリン・ウォン)
個人的な思い入れで最優秀助演女優になりますが、様々な表情を要求される演技をうまくこなしていたと思います。
「いつも心の中に」
蕭芳芳(ジョセフィン・シャオ)
いかにも普通の主婦をいかにも普通に演じているのが逆に素晴らしいと思います。意外と難しいと思いますよ。
「少林寺への道」
上官霊鳳(シャン・カン・リン・フォン)
凶暴な男らしさとしおらしい女らしさの二面性をうまく演じ分けていたと思います。
最佳動作設計 「Who am I?」
成家班
「Who am I?」
成家班
最初から最後までアイデアを出し切ってやろう!という気合いが感じられ、こちらの期待感を満足させるに十分なアクションを随所に披露してくれました。最優秀に選びます。

「グリーン・デスティニー」
袁和平(ユアン・ウー・ピン)
監督のイメージの具現化そして袁和平ならではのアクロバティックなアクションは新鮮な中に古風あり!全てのアクションが保存版の素晴らしさだと思います。
「ドラゴン・カンフー・龍虎八拳」
黄國柱
「酔拳」の亜流作品でありながらも、なんとか面白いアクションをみせてやろう(「酔拳」を超えてやろう)という気概十分で〔上下〕薩伐(カサノバ・ウォン)の足技も含め、非常にインパクトある殺陣シーンを構築してくれました。
「豪侠」
馮克安(フォン・ハック・オン)
次から次へと戦うシチュエーションを変化させ、飽きさせない剣劇シーンを最後まで演出してくれたことを高く評価します。
最佳名勝負 「Who am I?」
成龍vs屋上の2人
「Who am I?」
成龍vs屋上の2人
その時あった殺陣アイデアの全てを詰め込んで、満腹なほど功夫を見せてくれたジャッキーに感謝して最優秀マッチです。
「ドラゴン・カンフー・龍虎八拳」
張繼龍(ピーター・チャン)vs〔上下〕薩伐(カサノバ・ウォン)
ラスト、強すぎる相手に色々なトラップを仕掛けて対抗する辺りがアイデア一杯なので評価しました。
「豪侠」
韋白(ウェイ・パイ)vs馮安克(フォン・ハック・オン)
手に汗握ると本当に形容できる壮絶なチャンバラシーンでした。
最佳音樂 「霊幻道士」
聶安達
「霊幻道士」
聶安達
 
「グリーン・デスティニー」
譚盾(タン・ドゥン)
 
「豪侠」
陳勳奇(フランキー・チェン)
 
最佳馬鹿 「死對頭」 「死對頭」 話の理不尽さに疑問を挟むの余地のない展開スピードとアクション!強引に 「とにかく面白いことが起きている!」と錯覚させて、最後は綺麗にまとめる監督の手腕!アホなことがたくさん起きているはずなんだが面白くて見きれてしまう映画が持つ力強さに押されて最優秀を決めました。
「SEX&禅U」 通常なら功夫バトルになるシーンを全部エッチッチシーンにしたドンドン見せる勢いが凄い。話的にも支離滅裂には何とかならずまぁまぁ整合していてバカ映画ではないが、とにかくエロに関わるシーンの豊富さ豪快さで選びました。
「モダンタイム・キッド/滑稽時代」 完全に計算されたギャグ映画ながら石天さんはじめ共演者の弾けた演技で非常に楽しめた一品。
「ドラゴンVS7人の吸血鬼」 こっちはバカ映画と全く計算してないホラーアクションなのに、出来た映画はバカ映画。
最佳駄作 「ファイティング・マスター/師妹出馬」 「ファイティング・マスター/師妹出馬」 く笑えもしない。見所もない。暗い。
「新死亡遊戯/7人のカンフー」 塔での戦いはバカ映画として笑ってる許せるでもないが、塔以外のシーンは全くつまらない。

■更新履歴の残ってた2001.05.19より紹介した映画
「ジェネックス・コップ」 「Who am I?」 「グリーン・デスティニー」 「霊幻道士」 「ドラゴン・カンフー・龍虎八拳」 「蛇猫鶴混形拳」
「ファイヤー・ドラゴン」 「豪侠」 「ブルース・リー物語」 「死對頭」 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲」 「ラッシュアワー2」
「霊幻道士3」 「カンフー・キッド」 「SEX&禅U」 「香港魔界大戦」 「{足易}舘」 「南拳北腿鬥金狐」 「ミッシングマン/都市猟人」
「モダンタイム・キッド/滑稽時代」 「少林寺への道」 「必殺!少林寺武芸帳」 「少林門刺嚇」 「少林寺マスター」 「いつも心の中に」
「キラー・エンジェル〜戦慄の天使たち」 「財叔之横掃千軍」 「ドラゴンVS7人の吸血鬼」 「バカ拳」 「激突!少林拳vs忍者」 「赤脚小子」
「新・少林寺伝説」 「霊幻道士2/キョンシーの息子たち」 「キャノンボール」 「キャノンボールU」 「デブゴンの霊幻刑事」 「デブゴンの怪盗紳士録」
「ファイナル・ファイター・鉄拳英雄」 「プロテクターUS版」 「武道大連合/復讐のドラゴン」 「スカイホーク・鷹拳」 「新死亡遊戯/7人のカンフー」
「ファイティング・マスター/師妹出馬」
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