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成拳

■第十三回は林小樓さんです 【04/1/17】 
こちらでは時期に合わせたり気まぐれだったりしながらも、不定期に自分の気になったアクター・アクトレスを紹介していきたいと思います。映画鑑賞の参考に・・・はならんかもしれませんな。


さてさて、第十三回はこの方だ!
present
      林小樓(リン・シャオロウ)

今となっては女性らしい演技が見てみたい今日この頃。
テンテンちゃんの「キョンシーズ」シリーズが出ていた時、日本でウケていた二匹目のドジョウとして「新桃太郎」が作られたのか、テンテンちゃんがたまたまウケていたので、同じスタッフで作っていた「新桃太郎」を日本サイドにプッシュしたのか、どっちが先かわかりませんが、とにかくこれで桃太郎デビューを飾ることになったのが彼女です。
桃太郎やるなら彼女しかいない!
みたいなボーイッシュな風貌とたくましい体格、気持ち良いほどの色気の無さは一気に日本の少年の心をつか・・・・・・んだかどうかはわかりませんが、 とにかく新しいアクションスターとして認知されたことは事実です。
デビュー当時は
「クンフー練習の鬼!(桃太郎なのに鬼)」
と言われていて、暇があったら練習練習と余念がなかったそうです。
その後の出演作に恵まれずと言うべきか、もしくは香港映画で本格的デビューなどをしていればまた違ったんでしょうが、台湾での活動から余り出てこなかったので急速に日本では忘れ去られた感があります。
しばらく彼女を見なくなって上記の画像を発見した時はびっくりしましたね。 「べっぴんさんにならはったなぁ・・・・・・」

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少女戦士'88('87)
 袁祥仁(ユアン・チョンヤン)、狄威(ディック・ウェイ)と共演した現代アクション。袁祥仁ファミリーの長女(主役)を演じて、功夫はもちろん、自転車アクション、ガンアクション、スタントアクションと数々のアクションをこなして見せました。バカバカしい内容が逆に安心できて結構面白いです。
彼女が"格好良いお兄ちゃん"にしか見えないのが凄い。

ゴーストパワーを持つ少女('88)
 当時、初めて彼女が女の子女の子した普通の女子大生に扮した貴重な作品。いわゆるメガネブスがメガネ取ったら「美人〜!」ってパターンで、それを彼女がやっていることが非常に面白い。本人が何も出来ないギャルってことで、アクション面では劣る部分があるが、コメディ作品としてはそこそこに面白いかも。

「幽幻道士4」('88)
 「キョンシーズ」シリーズの映画としては最後の作品。
今回遂にテンテンちゃんの役を、つまり主役を劉致〔女予〕(リュウ・ツーイー)から奪ってしまいました。テンテンちゃんの大人役を演じ、後半から主役です。ただ話としてはちょっとシリアスにし過ぎたんじゃないかなって気はしますね。新しい映画を開拓していくための1つのケジメをスタッフがつけたのかな。※レビューはありません。


■特にこの1本!
src="lbat10.jpg"新桃太郎('87)

やっぱその桃太郎を推しましょうか。
桃太郎なので当然と言えば当然ですが、ボーイッシュで実に爽やかな魅力が清々しく、お話は誰もが知ってる話ですが、「キョンシーズ」でお馴染みのクンフーキッズ達やテンテンちゃん、金おじいさんも登場して楽しいです。
これもうちょっと今でも入手しやすくなってればいいのに。
「キョンシーズ」DVD-BOXなんかが出るんだったら一緒に出してほしいですね。

03/7/5 凌雲
03/7/19 羅烈
03/8/2 黄正利
03/8/21 黄家達
03/9/9 梅艷芳
03/9/27 成奎安
03/10/18 陳星
03/11/1 苗可秀 
03/11/15 劉家輝
03/11/29 岑潛波
03/12/13 麥嘉
03/12/27 李連杰

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